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LUZの熊野古道案内

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2016年 12月 06日

熊野の旅 議案質疑というもの

 市議会の本会議で議員が発言出来る機会は限られて居ます。
 一番自由に長く喋れるのが「一般質問」です。
 これは「一般」と書くように、市政全般に関して、市長に質問出来るチャンスです。
 これも議員だからと言っていつでも出来る訳ではありません。
 市議会は年四回の「定例会」と議長や委員会の構成など決める「臨時会」、そして、姿勢運営上必要とされる時に市長が召集する回数など不定の「臨時会」があるのですが、「一般質問」は定例会の時に限られます。
 つまり、目一杯権利を行使しても年に四回、今は一回60分限度ですから、年に240分が限界なのです。
 私は今までの任期中、12号台風水害で一般質問が亡くなった時を覗いて全て行ってきました。
 議員の権利だし、市民の代表としての義務でもあると思っています。

 本会議での発言には「議案質疑」というのがあります。
 これは提案されている議案について当局に内容の説明を求めるものです。
 提案した時には「提案理由の説明」というのがありますが、説明し切れていない部分もありますから、疑問がある時にはこれを行います。
 これは二往復しかやりとり出来ない不十分な面もありますが、この後で議案は委員会に付託され審査されますから、本会議でこなせなかった部分は委員会で審議されることが多いです。
 私はこの「議案質疑」も時々行います。
 これには「本会議の発言は逐語議事録で残される」という特性があるのです。
 つまり、「言った。言わなかった」は無くなるのです。
 議事録に残すために行うと言うこともあるのです。

 今回は議案一件について議案質疑をします。
議案第9号 財産の取得について
1.取得する財産が、「戸籍システム」となっているが、どのような構成になって居るのか?
2.競争入札と言うことになって居るが、他社のシステムとの互換性はあるのか?

 これは戸籍の業務用コンピューターの更新に関わるものです。
 「戸籍システム」と書かれても、その構成がどうなっているのかを聞くのと、事実上、業者変更などしにくいはずのこうしたことの端っこを聞いてみると言うことです。
 熊野市が使うものであっても熊野市のものでは無い・・・という類いのものですね。

 他にもう一つ、議案の議決の前に、委員会での審査内容や結果について委員長報告があり増すが、それについても「質疑」が認められていますが、これは議員である委員長の報告に対するもので、「これこれについてどのように審査されましたか?」と質問しても、委員会で議論されていなかったら、「その点についての審査がありませんでした」という答弁で済むのです。
 委員長がやって居ないことの顛末を自分で述べることは出来ませんからね。
 それが気に入らなければ「議案の委員会差し戻しの動議」を出して、認められれば再度委員会を開いて審議し直すと言うことですが、そうしたことはほとんどありません。

 最後にもう一つ・・・
 議案に対する「討論」があります。
 採決の時に行うもので、「反対意見」があればやると言うことです。
 私は何件かについて「反対討論」を打ったことがあります。
 は言いたい討論があった時は、慣例として「賛成討論」を誰かが行うのですが、賛成討論と打つほど賛成な和気では無いと言う事で、「賛成討論無し」で賛否を取って可決した例もあります。

 緊急事態でも無い限り、議員が本会議で個人として発言出来るのは以上の時だけです。
 大きな議会になると、個人での一般質問が出来ない所もあるようです。
 私などならストレスが溜まると思います。
 「噺家と議員は喋ってなんぼ」と言えるのは、熊野市議会のように小さくて自由な議会だけかも知れません。
 私が初当選の時には23名もの議員が居たのですが、一般質問に人数は無制限、発言時間も90分だったのです。
 それでもスムーズにこなせたのですが・・・
 今は定数14名、発言時間が60分・・・
 これが「進んだ議会」なのかな?????
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by je2luz | 2016-12-06 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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