LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2016年 11月 23日

熊野の旅 勤労感謝の日

 11月23日 勤労感謝の日
 この日を「新嘗祭・にいなめさい」と呼ぶ人もほとんど居なくなったでしょうね。
 戦前には「豊作感謝」を国家で祝うという趣旨だったようです。
 秋の村祭りが村単位の感謝祭で、その総元締めを天皇が「新嘗祭」として執り行っていたようです。
 今の日本は「農耕国家」という自覚も無くなってしまい、秋祭り・鎮守の祭も農村部では段々寂れているようです。
 町場のイベント性の強い祭が生き延びて行く感じです。
 そんな社会では「新嘗祭」は無いでしょうね。
 伊勢神宮では「神嘗祭」というのがありますね。
 こちらも「五穀豊穣・収穫」を感謝する神事で内宮の「天照大神」、外宮の「豊受大御神」に感謝する物だそうです。
 神道に関心のある人以外は名前すら浮かばなくなっているでしょうね。
 今の「勤労感謝の日」は・・・
 国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としています。
 つまり、日本古来の感覚では、「勤労」という物の基本は「農耕」だったと言うことのようです。
d0045383_22500817.jpg
 今日は育生町大森神社の例大祭で、一般的には「どぶろく祭」と呼ばれています。
 これも、豊作に感謝する祭に「どぶろく」を仕込んで神に供え、みんなで飲んで楽しんだ物でしょう。
 近代になって、酒が国家の統制になり、勝手に仕込めなくなってからも、「神事用」と言うことで認可されてきたようです。
 今は「地酒」「地ビール」などと言う形であちこちで作られますが、この規制緩和の前だと、珍しい物だったようです。

 この祭は、「運転手付き」で出掛けないと本当には楽しめないでしょう。
 主役が「どぶろく」ですが、「飲んだら乗るな!」と言うお達しが出て居ますからね。
 私は何回も出かけて居ますが、一滴も口にしたことありません。
 それから・・・
 熊野市が販売している「どぶろく」は「大森神社のどぶろく」ではありません。
 大森神社は地元の人が仕込む物で、熊野市の特産品はプロに委託してあります。
 ここには「酒蔵」はありませんから、「特産品」では無いのかな?
 好評なのであまり口には入らないのだそうです。
 熊野市駅前の「特産品館」で売り出されます。



by je2luz | 2016-11-23 04:24 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/23634576
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 育生町大森神社 どぶ...      熊野の旅 七里御浜 羽市木・口... >>