LUZの熊野古道案内

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2016年 11月 18日

熊野の旅 獣は怖いですよ

 ここは「熊野市」
 ここには「新鹿・あたしか」があります。
 隣の尾鷲には「猪谷・いたに」なんてのがあります。
 ついでに、市内には「大蛇倉」なんてのもありますね。
 大体怖いものが揃っています。
 自然豊かな山国ですね。

 私が子供の頃は今よりもっと里山も綺麗で川もきれいで自然が豊かそうでしたが、獣に関しては少なかったようです。
 戦時中から戦後の食糧難もあり食料としても猟師が活躍していたようですからね。
 「乱獲」「絶滅の危機」などと言われ「月の輪熊」などは獲れなくなったし、「カモシカ」は天然記念物とか・・・

 保護政策が実を結んだのか里にまで獣が出るほど増えたようです。
 鹿などは夜中の山間部を走れば必ず出くわすくらいです。
 家族連れ、団体さんでゾロゾロと・・・
 暗闇に目玉が光るのって気味の良いものではありません。
 今では、有害獣駆除を含めてとんでもない数を捕獲しているのですが、減らずに増え続けているようです。
 全国的に「猟師の高齢化」で山を走り回って獣を追う本物の猟師が激減し始めました。
 ゆゆしき問題で、猟師を増やせば良いという議論もありますが、「殺生」を勧めるということでもあり、簡単に「そうしましょう」と言うことでは無いですね。
 鹿はまだしも。イノシシに遭遇したら大変です。
 全国ではその事件が増えています。
 更に怖い「熊」も増える一方で、事件も多発していますね。
 兵庫県では「熊猟の一部解禁」を実行したようですが、いつもの通り、「熊さんが可哀想!」という運動が起きているんだそうですね。
 「ヒグマは怖い」「月の輪熊は温和しい」なんて全くの嘘です。
 気性の激しさではそうなのかも知れませんが、人間と遭遇する率は本州の田舎の方が北海道より上なのか、近年は本州での事故ばかり報じられます。
 この紀伊半島もかなり物騒だそうですよ。

 里山が荒れ、人が山に入らなくなってしまい、人と獣のバランスが壊れて、獣が人を怖がらなくなったそうです。
 昔は、「人が手入れした農地を獣が荒らす」でしたが、今では、「獣の餌場を人間が荒らす」と向こうさんが思うのかも知れません。
 田舎では農地を金網や電柵で囲う補助金を出し、檻の中で自家菜園しています。
 家によっては屋敷廻りも囲っています。
 外便所が残って居る家では夜中に便所にも行けませんからね。
 集落全体をSFのようにバリア・ドームで覆う技術はありませんしね。
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 開墾して開いた田畑を山の神にお返ししている流れですが、まだまだ、山里で人は暮らしているのです。
 夜盗やインディアンから身を守るため砦の中に町を作ったように集落統合してたてこもる?
 日本の地形では平原の緩衝地帯を取ることも出来ませんね。
 「故郷協力隊」より「故郷防衛隊」が必要なのかも知れません。
 モトクロスバイクに跨がり、銃を持ったレンジャー・・・
 「荒野の用心棒」?
 絵空事では無くなりつつあるようです。



by je2luz | 2016-11-18 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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