今、世間での話題の一つに、地方議会議員の「政務活動費・政務調査費」があります。
法律で認められている項目なので、全国的にこれを予算化しているところが多いようです。
県議会とか大きな市とかではその額も大きいようです。
月額20万・30万なんて所まであるようです。
議員にとっては、色んな調査とか広報活動とかは必要なものです。
それを議員報酬の中でやりくりするとか、政治団体を作ってやりくりするかと言うのが旧来のやり方だったのですが、予算かが認められるとそれを公費で賄おうと言うことになったようです。
そもそも論になりますが、「議員報酬が安いのか高いのか」と言うことにも関わりますね。
議会では議長はほぼ常勤ですが、一般議員は一般に言われるように、公務に縛られる日数は少ないです。
私はよく言うのですが・・・
「議員って、走り回っても、何もしなくても同じ給料が貰えるんです」 と言うことなんです。
だから、「政務活動費」などを、報酬以外に支給しようと言うことになったのでしょうね。
「実費弁済」ならそれも良いでしょう。
しかし、よその町の例を見るとそうでは無いようですね。
だから、あんな風な請求が出ちゃうし、支給されちゃうのでしょう。
条例などできちんと規定しなければ、議員の請求に対し議会事務局の職員が拒否はしにくいだろうと思います。
にしても・・・
いかにもですね。
ところで、「熊野市」「熊野市議会」には「政務活動費」はありません。
昨年度から「議会費ー議会事業経費」の中に「研修旅費」というのが組まれましたが、まあ、これがそれに近いでしょう。
これは名前の通り、「議員が研修に出掛ける時に旅費を支給する」というものです。
一人、年間10万円 です。
「政務活動費では無いので、広報広聴とかには使えません。」
かなり変則的なものですし、議員活動の大きな部分、私が行っている活動は認められないという予算の付け方なので、私は使わないことにしました。
今はネットの活用でかなりの部分は居ながらにして資料も集まりますし、うろちょろするのは車ですから今までと同じでなんとかなりますからね。
平成27年度では、予算額は10万円×14名=140万円です。
決算書によると、支出額は625.940円です。
実費弁済方式のはずですからきちんと処理されていると思います。
消化率 44.71% ですね。
予算額も他に比べると小さいし、用途も限定されていますからおかしな事にはならないと思います。
満額取っても10万ですからね。
こうした活動を議員報酬に含めるかどうか・・・
それを含めて「議員報酬」が安いか高いか・・・と言うことですよね。
私の場合、「清流」を政治団体「中田せいじと一緒に熊野を考える会」で発行しています。
会費や町の人のカンパで助けられていますが、自己出資も当然あります。
独り身ですから、議員報酬をどう使おうと文句は出ないし・・・
嫁さんが居たら、嫌味くらいは言われるかもですね。
でも、酒を飲むでも無いし、タバコもやめているし・・・
せいぜい、珈琲を飲みに行くくらい良いでしょう。
それも若さを保つ秘訣かも知れませんから・・・
「政務活動費」となれば、発行形態を変更して足りない分くらいを公費に頼ることも出来るのですが、言いたいことを言っているのに公費というのも・・・