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LUZの熊野古道案内

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2016年 10月 16日

熊野の旅 里創人熊野倶楽部と熊野市

 金山パイロットの一部を転用して作った、「紀南中核的交流施設」と言うのが「里創人・熊野倶楽部」です。
 作る主体は三重県でした。

 そもそも、ここにリゾート施設を作るという計画は「リゾート法」の時に持ち上がったのです。
 全国に先駆けてかい八地点に指定されたのが、熊野市と尾鷲市です。
 リゾート法では県では無く市が主体で開発をする形でしたから。熊野市ではゴルフ場に加え、スポーツ保養施設だとかを作ると言うことで、企画会社に委託して青写真を作ったり、にビヤガーデン・ミズノなんかが来て絵を描いたりしていました。
 ゴルフ場はオークワがやるなんて・・・
 当時に議会では、既にゴルフ場建設が全国で焦げ付きだしていたので、「ゴルフ場建設が途中で泊まることよりオークワが傾くのが困る」という見解で固まっていました。
 表向いては「開発反対」とは言えないのですが、あの時期だと軟着陸が理想だったのです。
 そして、バブルもはじけ、リゾート法は消えました。
 ゴルフ場も他の施設も着工前に消えて、被害は、それまでに企画会社などに払ったコンサルタント料だけで済んだのです。
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 その消えて居た構想が生き返って歩き出したのが、「紀南中核的交流施設」なのです。
 これは三重県が蒸し返して走ったのですが、ご存じのようなもので、体験コーナーだとか売店だとかはまともに機能しないままです。
 運営は民間会社に委託していて、10年間の約束です。
 もうすぐその期限が来るはずです。
 家賃も何も払わないで営業しているのですが、どう見ても芳しくないでしょう。
 市の施設では無いので経理などはわかりません。
 で・・・
 熊野市に負担がないように見えますよね。
 でも、「債務負担行為」という形で、熊野市も南郡も毎年借金の肩代わりをしているのですよ。
 県事業でもこうしたカラクリはあるのです。
 結構恐ろしい金額です。
 市営の施設と同じくらいの金額ですが、運営の方の負担がない分安いかな?
 でも・・・
 心配なのは、期限が切れた時、どうなるかですね。
 運営会社は切り離しのための分社化も出来ているとも言われます。
 いままでも、鳴り物入りで雇用した人をほとんど解雇したはずです。
 人件費補助が無くなると、人員削減するのはピネでもやりましたけどね。
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 「引き上げさせていただきます」 と、脅して、赤字補填とかを言い出す可能性がありますね。
 そんな時。県がすんなり単独で応じるでしょうか?
 「熊野市・南郡も応分の負担を・・・」と言い出しそうです。
 あの施設も買い手は無さそうですしね。
 ただ同様なら、市内の企業でもらい手は居るかも・・・



by je2luz | 2016-10-16 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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