LUZの熊野古道案内

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2016年 10月 11日

熊野の旅 木本の祭 2

 木本の祭で大きく変わったこと・・・
 まあ、見物人が減ったことでしょう。
 昔はそこそこ派手なお祭りと言うことで近在の人も買い物がてら見物に来ていました。
 今と違い、木本は南牟婁の中心でもあり、隣の吉野郡上・下北山村もその商圏に納める町でしたからね。
 高等学校などは上・下北山村の他に北牟婁郡の賀田や三木里(輪内)からも寄宿舎に入って木本高校に来るほどだったのです。
 それだけ町に勢いがあったので祭も派手だったのでしょう。
 私が子供の頃には本宮の行列の中に芸者衆の「木本節道中踊り」までありました。
 政府指定観光旅館・木賃宿・割烹旅館・待合。女郎屋・・・小さな町でも揃っていたようです。
 そして、神輿など出し物が立ち寄る「お旅所」は旦那衆の振る舞いもあったようです。
 新出町などはだんじりについて歩く男は「大島」を着たのだそうです。
 叔母に良く言われました。
 「おまえの新出町なんやさか、大島着て歩け!」・・・
 大島は婆さんに作って貰って持っていますが、とれも祭に着るようなものでは無いですね。
 ウールも着ないし・・・
 洋服のままに法被を着ています。
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 去年から出し物の帰り道、駅前経由ー記念通りを進み、「上木本」の交差点で、「神輿」「ヨイヤ」「元宮太鼓」が引き揃えするようです。
 新出町の「だんじり」は他のが休憩に入る宿所・稲荷さんがねぐらですから、2時頃に入ったらもう出ることはありません。
 神輿の浜出し、汐掛けが終わってから稲荷さんを出て巡行するので、日が暮れる時期になってしまうようです。
 新出町の稲荷さん周辺で広い場所があればもっと早い時間に集めて、賑やかなピークを演出出来るのでしょうね。
 市役所の駐車場は「井戸町」だし・・・
 勇壮な喧嘩神輿でも無いし、豪華絢爛な山車でも無いのでルックスでは少し地味ですけど、木本祭を写真にするツアーが出来るくらいですから、早い時間にやれば、釣られてやってくる人も増えるでしょう。
 ただ・・・
 昔と違って木本ではまともに飯も食えませんけどね。
 普段は古道客相手では食堂は成り立たないようです。
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 神輿が浜に出る時にこれだけの人が居ます。
 例年だと、各町内が浜で休憩・食事しますからうんと一杯居ます。
 町が大きいから・・・???
 花の窟神社の「お綱かけ」にももっと人が集まっても良さそうなのですが・・・

 この状態の時、堤防の上に居るのは厳禁です。
 かみっさまがお乗りになっている神輿を上から見下ろしてはいけません。
 今年、町中で一人の奥さんに注意しました。
 お嫁に来たばかりで知らないらしく、他の出し物の時高いところで見ていたので、神輿が来るまでに注意しないといけないので声を掛けました。
 昔だと、「ただでは済まなかった」ようですから・・・
 寄付が少ないからと言って神輿で軒先を壊したなんてのも聞きましたからね。
 比叡山の僧兵もよく似たことしたのだとか・・・
 ドローンはどうなるのでしょう?
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by je2luz | 2016-10-11 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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