LUZの熊野古道案内

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2016年 10月 10日

 熊野の旅 木本の祭 1

 今年の木本神社のお祭りも終わりました。
 宵宮も途中から降られるし、本宮はお昼まで降られるし・・・
 雨に降られることの少ない祭なのですが、今年の天候を象徴するような事になりました。
 午後になり段々回復しましたが、神輿の浜出し・汐掛けの時も雲がかかっていて「夕日に映える神輿」と言うことにはなりませんでした。
 午後から出番になる出し物では、「神輿」は少々の雨でも出せますが、「六方行列」は衣装や道具が濡れるといけないので、今年は出さないと言っていたのですが、新出町のだんじりを筆頭に神輿・・・ヨイヤなどが出発してから雨が止んできたので、急遽、出立する事にしたらしいです。
 行列自体がゆっくりしたものですから、準備が出来たからって他のを追い越すことも出来ず、今年はヨイヤ・・・子供神輿・・・本宮太鼓の後、しんがりを務めていました。
 それでも、子供達もせっかく練習した所作を披露出来て良かったでしょう。
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 この祭も木本町の人口が激減しているからか、昔の賑わいはありません。
 小学生の数が1/10位になったのでしょうね。
 私が子供の頃の木本小学校には1000人を超す児童が居たのですから、その子どもが町に出てくるだけで混雑しますからね、
 出し物を引っ張るのも役町にならない町の子は撥ねられたりしたのです。
 たった四人しか慣れない浦安の舞の舞姫など大変な競争だったらしいです。
 田舎の古い町ですから、選考には家柄なんてのまで考慮されたのだとか・・・
 今では一学年の女の子が5人とかですから、逆にやって貰うのが大変になって来ています。
 誰でもやりたい訳ではありませんからね。
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 木本の浦安の舞は戦前からで私の叔母も踊ったのだそうです。
 100年は超えていると言うことでしょう。

 木本くらいの町でも、祭を維持するのが大変になって来ています。
 これは全国的な傾向みたいですね。
 テレビなどに映されるのを見ても、結構名前が通っている祭の出し物でも、背景には人が居ないことが多いです。
 有名になり観光客が押し寄せる派手な物を除くと、維持が大変です。
 「文化財指定」しても、田舎の祭は子どもが主役のが多いので役者が居なくなってきたのです。
 主役だけど普通の参加型では無いところもネックになるのかも知れません。
 ソーランやストリートダンスになら子どもを送り込んで血道を上げるお母様方も祭には・・・
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 ヨイヤの主役は4人の男の子です。
 一時期は全行程代書に載せたこともありましたが、この様に本来の形で担ぐように戻りました。
 今の所担ぎ手は確保出来ているようですが、「栄町」だけでは無理な話になっています。
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by je2luz | 2016-10-10 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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