LUZの熊野古道案内

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2016年 09月 28日

熊野の旅 淋しい話では無いのかも

 一つ前には、淋しいというか恐ろしい話を書きました。
 明治ぼ文明開化以来、富国強兵・近代化・高度成長などという道を進み、戦争による人口減以外はひたすら人口が増えることに支えられた国家でした。
 国民も人が増え町が大きくなることが、「繁栄」であり「幸せ」だと思ってきました。
 それが無理になった時、もの凄くショックを受けるようです。
 
 人も少なくのんびりと・・・
 片方で一部の人はそんな生活に憧れたりのするのです。
 飯が食えればその方が幸せな人も居る訳です。
 消えてしまう日本人は、都市志向が多いのか、田舎志向が多いのか???
 明治以来の都市志向人間の比率が変わらないなら、日本の先は無いでしょう。
 香港やシンガポールのような都市国家では無いですからね。
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 人口が大幅に減って、当然土地は余るはずです。
 今田舎に住んでいる年寄りでも「俺の土地はいくだ!」「田んぼもあるぞ!」と言いつつ、冷静に考えれば、子も孫もここには居ないし、もうすぐ空き家と荒れ地になることはわかっているのです。
 でも、それを考えるのは怖いでしょう。
 私は木本本町に住んでいます。
 随分空き地が増えましたが、まだ、少し町の形を残しています。
 でも、端から順に考えて行くと、私より若い人はほんの僅かです。
 5年はまだしも、10年経ったら誰が残ってる?
 空き家・古家に誰が住む?
 大金掛けて家を都営壊しても、跡地を誰が買う? 

 中心地の木本でこれです。
 かつての新興住宅地でも、空き家が目立ちだしています。
 築後40年とか・・・
 まだまだ住めても買い手もないし、中々売らない・・・
 更に田舎に入るともっと大変です。

 「危険家屋」になると、行政が強制撤去も出来る様に法律は整備されました。
 今の都会なら、下がったとは言えそれなりの価格ですから、強制撤去の費用は跡地の売却で回収出来るし、権利者にもなにがしか残るでしょう。
 でも、この辺でこの先そんなこと出来るでしょうか?
 ますます、相続放棄が増えるでしょう。
 でも、こうした事実もほとんどの人は知りません、知りたくないんです。

 「この土地とか家を子どもに残すと、えらい迷惑を掛ける・・・」
 今までの日本ではあり得ないことなんですけど、もうすぐ起きますね。
 行政は厄介な「物納」「寄付」を嫌がります。

 この少し先にほんの少し小さな夢があるのかも・・・



by je2luz | 2016-09-28 04:15 | Trackback | Comments(0)
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