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LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 11日

熊野の旅 熊野の宿泊事情

 熊野市は古くからの観光地です。
 国立公園というものが出来るとすぐに『吉野熊野国立公園』が指定され、その東の端の部分に『鬼ヶ城』『獅子岩』がありました。その頃は色んなものが無かったので『国立公園』と言うだけで蒸気機関車に揺られてここまで来るお客さんも結構居たようです。
 紀勢線が分断されていて『紀伊木本駅』現・熊野市駅が終点だった関係で乗り継げない人のために小さな旅館がたくさんありました。
 高度成長・列島改造論の最後の頃にここには南海・高島屋グループにより観光ホテル『オレンジホテル』が建てられました。金山町の高台に立てられた白亜のホテルはどこに出しても恥ずかしくないもので、ミニゴルフ、ゴーカート、アーチェリー、ボーリングなどを備えたリゾートホテルでした。しかし、近隣に南紀勝浦があり、向かうは有名な温泉、こちらは温泉もなし・・・赤字続きで短期間に閉鎖されました。今は、建物も取り壊され何も残っていません。
 そのあと、井戸町の高台に『簡易保養センター』が作られましたが同じような理由で赤字続きでした。死期回生と温泉を掘削し出ましたが低い温度で加温の必要のあるものです。さらにこの時代は全国温泉だらけですから、『温泉がある』で客が慶ぶ時代ではありません。温泉がないと『温泉も無いの?』と言われるくらいです。そうした背景で全国の簡保センター同様閉鎖のカウントダウンが端待て居ます。
 (次回に続く)

 今は廃業している木造三階建ての『旅館』です。こうした小さな旅館が一杯点在していました。鉄道の終点が華やかなりし頃の遺産です。

by je2luz | 2005-12-11 12:55 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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