LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 09日

熊野の旅 熊野の祭り 育生・どぶろく祭り

 近年は法律が変わって地ビールなどの醸造が盛んに行われていますが、以前はアルコールの醸造は認可された酒造メーカー以外ご法度でした。一般に作ってよいのは甘酒だけでした。同じように米麹で作っても発酵を進めて『どぶろく』にすると違法として摘発されました。これは酒税という国にとっては大切な財源を確保するために厳しく取り締まったようです。同じように『タバコ』も栽培がばれたらしょっ引かれるものです。
 この『どぶろく』の醸造には特例があり、伝統的行事に欠かせないものは認可をもらって作っても良いと言うことです。全国でもあちこちにこの特例を受けたところがあるようですが、このあたりでは熊野市育生町の神社がこれを認められています。たしか二月かと思いますが新米から醸造された『どぶろく』を神様に供えるお祭りがあります。
 この育生町は海岸線から一山越えた山間部にありあまり足場の良いところではありません。夏は涼しいですが冬場は冷え込みの厳しいところです。山間の静かな集落です。典型的な過疎の山村ともいえます。
 この寒村にも『どぶろく祭り』の時にはたくさんの人が集まるようです。参拝すれば『どぶろく』の振舞い酒にありつけるようです。足りない分は『清酒』が一杯あるようです。酒飲みにはたまらないお祭りでしょうね。ただし、帰りの道はどの道をたどろうと千尋の谷か底知れぬダム湖かが待っています。運転される方は飲まない方か・・・
 ここの写真はありませんからすぐ上流の神川町の『七色峡』の写真です。


by je2luz | 2005-12-09 12:15 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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