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LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 05日

熊野の旅 季節風

 熊野地方ではっきりした季節風は冬場の北や西北からの風ですね。
 暖冬だと言われていた今年も今日は木枯らし一番でしょうか西北の風が吹き荒れています。
 北風と言っても、ここ紀伊半島では福井あたりから岐阜に掛けての日本の背骨のような山を越え、更には高さこそさほど無いとはいえ1000m級の山々の連なる紀伊山地を乗り越えてくる風ですから、日本海側で雪を降らせた風もここまで来る間に水分が無くなって空っ風になっています。
 気温はさすがに北からの空気が来ますから下がってきます。窓の外に貼り付けた100均の温度計はちょうど10度くらいです。この辺で真昼にこの気温ですtp寒い方に入りますね。
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 我が家の二階から見た熊野灘も写真では分かりにくいですが、色が冬らしく黒くなり、表面は風波で一面に真っ白です。
 日本海でこんな風波が立てば海岸にも大きな波が打ち寄せますが、紀伊半島南端では風の起こす波は水を沖へ沖へ押し出すものです。だから、一面真っ白な風波が立っていても波打ち際は信じられないほど波が少ないのです。、風向きが変わればいきなり海岸に向かってきます。まあ、冬の風が反対に向きを変えることはまずありませんね。だから、季節風なのですね。
 波打ち際の波が小さくても船にとっては大荒れの海です。船を沖へ沖へ押し流す風です。今のエンジン付きの船なら簡単に岸に帰れますが、昔の手漕ぎの時代はこんな日に漁に出ると命の保証が無かったのでしょうね。このあたりでは、こんな季節風が吹く日はまれですから、ほとんどの旅行者はべた凪のまさに『太・平・洋』を見て買えられるものと思います。
 古道歩きは山間ですから風があっても雪や雨が無ければ大丈夫です。ただ、中辺路みちは雪も掛かるときがあります。まして、大台山系は冬には近づけません。

by je2luz | 2005-12-05 13:44 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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