LUZの熊野古道案内

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2016年 05月 10日

熊野の旅 道・道路をどこまで整備する

 熊野市は面積が広い市です。
 80%を越える部分が山なのですが、その山あい、あちこちに集落があるので、昔から細かい道が一杯ありました。
 「熊野古道」なんてのもその中の一つで、「街道」と「集落間道路」を兼ねてきたのでしょう。
 近代になっても、海岸線や山間部は「歩く道」しか無かったのですが、荷車になり自動車になる様になると「新道」と呼ばれるものが作られ、今日に至っています。
 道路も、「国道」「高規格道路」「県道」「市道」「農道」「林道」「赤道・あかみち」「私道」など色んな区分があり、それぞれ管理する部署が違います。
 お役所の所轄するものは、話を持って行く場所を選ばないと受け付けてくれませんし、話になりません。
 しかし、きちんとした国道や県道には号数を表示した看板もありますが、ほとんどの道にはありません。
 それに、交差したり分岐したりで益々わからなくなります。
 住宅地図や道路地図にあっても、一番基本の土地台帳にはそんな道など存在しないのがゴロゴロあります。
 明治以降整備され、世界でも一番のような日本でもそんなものなのです。

 地域や住民からの要望には、「道路をつけて欲しい」というものもあります。
 以前はこれが多かったのですが、少しずつつけて、家が複数ある所にはほとんど道が入っています。
 昔は幅員2.5mでつけて、おっかなびっくりは知る者もあったのですが、今は3mから4mで走りよい者が多いです。
 人間、欲が出るもので、初期につけて貰ったところは「おらいの道はせまい!」と言いますね。
 50年前に車が入るようになったところは30年我慢したところより狭い場合が多いのです。
 公営住宅でも昭和30年頃のものは風呂桶もまともにしゃがめない公団サイズですよね。

 こうしてつけてきた道も、段々老朽化しています。
 さらに、道路を利用する家もどんどん減って居ます。
 集落統合など進みませんから、需要が減った道路も補修しなくてはならないのです。
 そうしたインフラと呼ばれるものの整備コストを考えると、本当は集落統合にかなりのお金を入れても良いはずなのですけどねえ・・・
 跡継ぎが居なくても。「土地は財産」と言う固定概念が変わらない限り難しい事業かも知れません。

 新規事業より保守点検・整備事業の方が地味で予算が付きにくいのです。
 新規は何だかんだと補助事業になりますからね。
 電線地中化なども居る要らない以前に「熊野市の負担が小さい」と言う理由で推進されたのです。
 本町の県道木本停車場線・石畳も同じですね。
 でも、痛み出すと大変なんです。
 国道から駅へ向かうカラー舗装の道路・・・
 丈夫では無い舗装なのでかなり荒れて、がたがたになって来ました。
 でも・・・
 写真の手前は「市道」、石畳との交差点から駅前までは「県道」なんです。
 誰がみても区別出来ないでしょうけど、全く管理が違う役所なんですよね。
 多分、手前の横断歩道部分は紀勢国道事務所管轄の「国道」でしょうね。
d0045383_2058869.jpg

 この荒れた国道交差点から市役所経由駅前までの短い距離を直すとなると・・・
 国道事務所・三重県土木・熊野市建設課が協議し、それぞれ予算化しないといけなくなるかも知れません。
 熊野市の玄関先だし、ここまで来ると少し段差も出来て来たし、細かい舗装粒が飛ぶし・・・
 本町交差点部分など継ぎ接ぎだらけだし・・・
 話を一応、熊野市役所に持ち込むのが筋なのでしょうね。
 芝園の場合は県土木管理の国道だったので話は楽だったのですが・・・
 市役所だけでは進みにくそうな気もします。
d0045383_218387.jpg

 この様に、簡単そうなことでも、役所機構の関係で「一筋縄」では行かないことも多いのです。
 私のように民間人はどこへでもお願いに行けますが、役所同士ってそんなに気楽には行かないようです。

 
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by je2luz | 2016-05-10 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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