先月末、今は熊野市の市有財産になっている、木本の元・大店・笹九本店の蔵の一つを覗いてきました。
以前に覗いた時と少しばかり変わったようにも思いましたが、私には権限も知識もないのでしかとは覚えていません。
でも、土地建物から所蔵物までを買い取ったのでは無いかと思いますから、特別なプライバシーに関わるもの以外は「熊野市の財産」だと、私は解釈します。
でも、そうした物を精査、検証したという報告とか聞いたことも無いですね。
改装前に私が要求して行われた「一般公開」の時には、公開しない方が良いと思われる部分があったので、積極的には見せないようにしたこともあります。
その部分に関して、それ以降私も見に入ったことありません。
学者でも郷土史研究家でもない私としては要求しにくいところです。
市議会議員の職務にも関係薄いですしね。
どう見ても「弥次馬」ですからね。
この箱は笹九の蔵の二階にあります。
「むぎ」などと大書された明治3年に誂えたものです。
今は何が入っているのか確かめても居ませんが、100年余り前の生活を示すものでしょう。
この明治33年(1905)というのは大変な年で、日露戦争・日本海海戦があった年です。
箱にある「五月」がまさに「日本海海戦」で東郷平八郎元帥が「天気晴朗なれども波高し」と有名な秋山参謀の打電と共に丁字先方という希な先方でバルチック艦隊を撃破した月です。
がらんどうに近いのですが、もう一つ蔵があるし、母屋と小さな離れも・・・
民俗資料は眠っていないのでしょうか?
整理する人を探していたとか・・・
人材センターなどで人は居るかな?
大掃除の前にすることあるのかも・・・
こんな事は知らされることもないし、どこにもの申してよいのやら・・・
でも、確かに熊野市の物・・・
つまりは市民のものなんでしょう?
所轄は???
総務課?市長公室?
管理委託されたところには財産の処分権とかは無いはずですね。
誰か分かりませんか?
首の突っ込みすぎでおかしくなります。
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