LUZの熊野古道案内

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2016年 05月 01日

熊野の旅 なぜ熊野へ

 熊野は日本の神話の始まりに関係するなどと言われますが、神世の時代は神々が暮らしていたのかも知れませんが、中世以降になると、さほどの豪族も育たず、悪党や野伏の類いも都から遠かったし交通の要衝でもないのでさほど活躍しなかったようです。
 近代に入っても農地や平野が少ないから工業も発達せず、鉱山が少し盛んだっただけみたいです。
 あとは、世界遺産の元になった「熊野詣」の遍路道が永く受け継がれてきたのです。
 四国88箇所、西国33箇所のようにお寺を巡る遍路道では無く、目指すは「熊野三山」で、道中は険しい道をたどるだけ・・・
 なぜそこまで人々を引きつけたのか???
 引きつけたのではなく、そこまで「この世」が生きにくかったのか?
 弘法大師ほどの吸引力のある人の話も聞かないし・・・
 修験道は少し分かる気もするのですが、ここは民百姓まで押しかけてきたんですからね。
 よくわからんです。

 今、この熊野古道を歩きに来る人の方がもっと分からないような気もします。
 
 「なぜ来るの?」
 「そこが世界遺産だから!」
 まるで山登りですね。
 いや、山登りより意味不明です。

 歩いている人を見ても、「極楽浄土を願っている」なんて雰囲気はまるで無いです。
 難行苦行でも無し・・・
 うきうきもしていないし・・・
 私がカメラを握って、「何か無いかな?」と歩き回るのと同じなのかな?
 中々良いものは落ちていないものです。
 一つでも見つけられたら「旅」は成功でしょう。
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 では、どうして熊野なの?
 本当は「何も無いから」のはずなんだけど・・・
 でも、今の旅は何かが無くてはならない様です。
 で・・・
 色んな箱物作ります。
 殊にテレビはビジュアル的に様にならないと困りますからそれを持ち上げたり・・・
 それはそれで良いでしょう。
 でも、「それが熊野だ!」と言うのには少しばかり抵抗を感じます。

 「熊野古道は道が悪い」などと、地元でも言う人が居ます。
 「熊野道」は道が悪くて当たり前でしょう?
 「世界遺産」って、遊歩道を作ることでは無いんです。
 観光地と認定したわけでもないんです。
 遍路道だから銭になるはず無いんです。
 「それでも歩く」人だけに分かるはずなのです。
 「いらっしゃいませ!」ではないでしょう。
 「ようきたのし・・・」が関の山です。
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 木本堤防のスロープ・・・
 車椅子が登って行くのを初めてみました。
 その先にものすごい物があるわけでもありません。
 心地良い浜風と鯉のぼりがあるだけです。
 でも、それで良いでしょう。
 「ゆっくりしてっての!」
 
 
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by je2luz | 2016-05-01 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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