LUZの熊野古道案内

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2005年 12月 04日

熊野の旅 熊野の味覚???サンマのすき焼き

 最近はこれをする人はほとんど居ないでしょうが、昔は『サンマのすき焼き』なるものをこの地方ではやっていました。肉が貴重品であったからでしょうね。
 名前のとおり『サンマ』を使った『すき焼き』です。サンマ鍋ではありません。においがきつい魚ですから普通の鍋にするより、関西風のすき焼きのように甘辛く味を付け、ねぎをたくさん入れることでおいしく?ごまかしたものかと思われます。最近では、グルメだとか珍味だとか言って高い値段で出す料理屋があるとかいいますが、これは昔の肉が買えない庶民の料理です。茶粥などもかなり上品な料理として出されるようですから無理も無いですね。
 かなり魚好きでないとおいしいとか又食べたいなどと思わない程度のものです。作り方は簡単です。頭を取りはらわたを抜いたサンマを3cmくらいのぶつ切りにして、ねぎ、白菜などと甘辛く関西風すき焼き式に煮込むのです。なるべく水を差さないのがおいしくするコツです。豆腐・白滝など具は好みで入れます。関東風の水浸しの鍋にしては生臭味が出ると思います。骨は簡単に外れますが骨入れを用意してください。
 これも、あまり脂の無いあっさりした熊野沖のサンマが適しているのだと思います。鍋の表面を脂が覆うようではくせがあるかもしれません。生食で???と言う小ぶりのサンマが手に入ったときに試すのもいいかと思います。ただし、あくまでも、お肉の買えない庶民のささやかな鍋料理だったことを頭に入れて置いてください。飽食の時代の人の口に合うかどうか分かりません。
       
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by je2luz | 2005-12-04 13:53 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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