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LUZの熊野古道案内

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2016年 03月 22日

熊野の旅 原発が無いから安心して山菜採り 井内浦

 一つ前の記事の「防災公園・野球場」は元、高島屋系の「オレンジホテル」跡地でした。
 今日の記事は同じ高島屋系の企業が持っていた「大崎半島」のことです。
 今では「大崎半島」という呼び方を聞くことが無くなりましたね。
 一般には「井内浦・いちうら」と呼ばれます。
 小さくて綺麗な入り江がある、急傾斜の隠れ里のようなところです。
 昔は磯崎側の斜面には段々畑と田んぼまであったのですが、今は完全に耕作放置になっています。
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 この下の方に「中部電力熊野原子力発電所」が出来るはずだったのです。
 すぐ右沖合には、東南海・南海トラフ地震を起こす断層とその先は地球の裂け目のような日本海溝です。
 高波もこの写真では想像出来ないほど高い時があるようで、かなり上の方に防波堤があります。

 この辺り、企業では「高島屋系の企業」「藤田工業」などの企業が大きな面積を買い取っていました。
 勿論、大企業ですから国策にいつでも協力出来る体制でした。
 原発が頓挫すると。高島屋系の会社は「有料老人ホーム」を作るなどと言いましたが、やる気なんか無いのは丸見えでしたけどね。
 他の部分は、反対派の「一坪地主」と金稼ぎ目当ての「にわか地主」によって、買いあさられたので細切れです。
 さらに、戦時中に食糧増産目的の「開墾」がされ、細切れで登記が移されて、今では確定不能になって居るところが多いのです。
 国道311号線の改良の時、地権者確定に熊野市も協力しようとしたのですが、酷いものは「5坪山林」、「未相続で地権者不明」・・・なんてのまであって、断念し、地権者が単純化していた、旧道より上の山林に新道建設することになったのです。
 その方が道もすっきりするし、用地交渉も可能でしたからね。

 「買収目当て地主」にとっては、原発は飛ぶし、国道も通らなくなるし・・・
 半世紀前に大金を当て込んだ、市内浦の畑や山が全くの無価値になってしまいました。
 反対派の「一坪地主」の土地も、原発が出来なくなった今となっては、お荷物になっています。
 急傾斜だし、水も無いし、道も付けようがないし、利用不能ですが、もし、利用しようとしたら、地権者確定と近隣地権者立ち会いなんて作業は全く不能な地域になっています。
 でも、原発が出来なかったので、私などはちょこっと山菜を採ったりしています。
d0045383_22282045.jpg

 この辺りは本州で一番暖かいと言われるところですから、冬場にはイノシシや熊が越冬にやって来ます。
 以前、波田須で夜道にイノシシが斜面上から飛び降りてきて、私と鉢合わせしそうになり、慌てて下の畑に飛び降りて逃げてくれたのですが、怪我しなかったかと「シシ事ながら」心配しました。
 今回は昼間ですが、イノシシが通路に使っている「獣道」がありました。
 もうすぐ、このそばの竹藪にタケノコが出ますから様子見に来ているのでしょうね。
 まだ、ちょっと早いらしくほっくり返した跡はありませんでした。
 もう、ほとんど農地では無くなって居るようですが、「梅」は植わっています。
 梅も熟して黄色くなって落ちる頃ならイノシシも食べるかな?
 
 この井内浦は、鬼ヶ城の山、磯崎ー猪ノ鼻の山に隠れているので、木本や有馬などからは全く見えないのですが、直線距離にすれば数キロなんです。
 危険なんてものじゃ無いです。
 新宮だって20Km圏内です。
 でも、同意は熊野市だけで良かったんです。
 だから、中電の工作はすごかったのです。
 原発そして鴫になった私の家にも、若い工作員がせっせと来ました。
 当時はまだ一般に知られていなかった「燃料電池発電」とか「太陽光発電」について、逆にレクチャーしましたが、当然のようにそんな技術が実用化に向けて進んでいることなど教えられチェ居ませんでした。
 その当時・・・
 一体どれだけの熊野の人が、中電の「越前ガニツアー」に出掛けたでしょうね。

      
熊野市周辺地図です
 
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by je2luz | 2016-03-22 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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