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2016年 03月 12日

震災2日前 一般質問 熊野原発

 5年前の東日本大震災の2日前に私は熊野市議会で一般質問しています。
 内容は私が最初に議員になったきっかけの「中部電力熊野原子力発電所」に関するものです。
 一旦は火の消えかけた「熊野原発」が30年ほど前に熊野市議会の半数以上の賛成で蒸し返され掛けたことがあったのです。
 「原子力発電所調査予算」なんてのを可決しちゃったのです。
 私は即日「原発を阻止するために立候補する!」と、深部記者を呼んで宣言し新聞に載せて貰いました。
 議決して家に帰った議員が見たのは「中田せいじ氏・原発反対で立候補表明」という新聞の見出しだったのです。
 その議会が6月議会、選挙は翌年四月・・・
 労組も早速賛成議員の地元への対立候補擁立に動き出すし・・・
 9月議会で「予算凍結」の決議・・・
 原発を議員生命掛けて推進しようというのはほんの数名でしたから、腰砕けになったのですね。
 でも、私と地盤が競合する一つ年上の議員は筋金入りで、そんなことで折れる人でも無し・・・
 中電にしてみれば「上手く押せば熊野は落ちる」と、思いかねませんから、私はそのまま強引に立候補して、その賛成派の議員と共に当選したのです。
 蒸し返させないために、八期連続当選を誇った坪田誠さんを動かして、本会議で「原発は要らん」と言わせ、更には中電に正式に返上を申し込んで貰いました。
 全国の地図に散らばっていた「原発建設予定地」の中で「熊野」だけの丸印が消えたのです。

 それでも、安心出来ないので、今の河上さんが市長に立候補する時と当選すぐに「原発に対する考え」をただし、「欲しくない」という言葉を引き出しました。
 さらに、再び議会に戻ってからの、2011年3月9日に下の一般質問をしたのです。

2011年3月9日
1.原子力発電について
   報道によると、中部電力が原子力発電所建設計画を再開する方針だそうです。 熊野市もかつて候補地に指定され、市民がバラバラになりかけるという事態も経験しました。 根強い反対運動で候補地返上に成功し、今は平穏を取り戻しています。しかし、一度は候補地になり、かなりの工作もなされた所だけに、今、名前が出ていないからといって安心とは言い切れません。 この動きを受けて市長の基本姿勢はどのようなものかお聞きしたいと思います。 三重県知事も芦浜の地元の町長も「要らない」と言う趣旨の談話を出されているように思います。 このタイミングだからこそ、市長の市民を安心させる方向でのご答弁をいただけるとありがたいのですが、いかがなものでしょうか?

 これに対し、元々、原子力発電所有地には否定的だった市長は、以前の方針を変えずに…
 「原子力発電所などと言う物は市民の総意で行うもの
 個人としては、万一の事故のときに住民を危険にさらす原子力発電所は要らない」 と言う風に、明確に不要と言う見解を示しました。
 中電から申し込みがあったわけでも無い時点で、全く仮定の話なのに、これだけ明快な答弁をすることは官僚出身の市長としては異例に近いです。
 この一言を言ってもらい、ネット配信もし、公式の議事録にも残すと言うことは大きな意味を持ちます。
 一般に記者会見とか談話とは違うものになりますからね。

 原子力発電問題に関しては、今の市長と私の間には余り差異はありません。
 ほんの10分ほどのやり取りでしたが、私としては一つの役割を果たせたと思っています。

 行き場の無い原発ですから、中電が名刺を持って挨拶に来ることも予想されますが、これで敷居が高くなったことは間違い無いです。
 でも、市民が少しばかり油断気味なのが心配です。
 動いてからでは止められないのが「原発」と言うのは歴史が示していますからね。
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       熊野市 井内浦 原発予定地 今は農村公園
 と言う質問の2日後に大震災・・・そして、原発の大事故・・・
 やっぱり人間の力では制御出来ません。
 Under control  なんてあり得ないのです。
 なのに、再稼働
 のど元も過ぎていないのに・・・
 恐ろしい総理です。



熊野市周辺地図です
 

by je2luz | 2016-03-12 04:11 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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