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LUZの熊野古道案内

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2016年 01月 14日

熊野の旅 日本国と神社 2

 日本の津々浦々に鎮守様・氏神様があり、集落ある所には民衆のあがめた色んな神様が祀られました。
 さらに、おおらかな多神教の国は仏教も抱き込んで、氏神様より多いお寺さんを作りました。
 仏教の方が平和に国を治めるのに良いだろうという判断が聖徳太子などにあったと言う説もありますね。
 八百万の神を生み出した日本はその多神教ゆえにすんなりと仏教も受け入れたのでしょう。
 一神教、絶対神のある国だとこうはゆかなかったでしょう。
 読み替えがお得意の日本人は、日本の神々と仏教の仏・菩薩・如来さん達とを上手く結びつけちゃったようです。
 「本地垂迹」なんてのが出て来て、奈良時代とかからあったと言われる「神仏習合」の考えを積極的に肯定しちゃったのだとか・・・
 まあ、民衆からすれば解りよくて御利益があれば良いわけですけどね。

 天照大神 = 大日如来、十一面観世音菩薩
 八幡神 = 阿弥陀如来 = 応神天皇
 熊野権現 = 阿弥陀如来
 伊弉諾尊=釈迦如来.阿弥陀如来
 伊弉美尊=千手観音
 山幸彦=文殊菩薩

 ずらりと結びつけちゃったようです。
 まあ、神も仏もそれぞれ役割があるのでそれに応じて似たものをイコールで結んだのでしょう。
 私などにはこの担当部署がよく解らないので、言われてみればそんなものかと思うだけです。

 と言うことで、この辺では那智山が神仏混合時代の形を残していますね。
 元々ごっちゃだったのを、明治政府の神仏分離で分けられ、「青岸渡寺」と「那智大社」になっています。
 誰が見たってあれは一つのものですよね。

 この調子で、ちょっと前と今では神社やお寺は随分変わったのでしょう。
 100年ほど前なんてちょっと前なんですからね。
 私でも70年超えて生きていますから・・・

 世界遺産登録から10年・・・
 この先何が起きるやら・・・
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 熊野の地は「信仰の地」として生き残るのか、「観光地」として生き残るのか?
 この末法の時代、御利益信心が一般受けしそうですが、これは、宣伝力がものを言いそう・・・

 「産田神社の安産の宮さん」
 名前は良いのですが少し言い伝えを隠さないと・・・
 御利益が消えそう

 「花の窟神社は最古の神社」
 そこまでは良いけど。墓所とそれにまつわる部分を隠さないと・・・
 黄泉の国へに入り口で何か御利益を考えないと


 「大馬神社」の神域は良いですが、鬼の首伝説は・・・
 
 列島改造論の頃・・・
 花の窟の山にもケーブルを架けるなんて青写真を引いたこともあるようです。
 あの上はもの凄く雄大な景色なんですが、今時それも無いでしょう。
 それに神域の上に観光客を上げるなんてのもいけないでしょう。
 今に寛大な神様でも・・・
 それに、伊弉諾ってすごい怒りん坊だそうですし・・・

 もう少し穏やかで優しげな神話を見つけるか、ねつ造するか・・・
 怒る人が居るでしょうけど、神話とか歴史の多くの部分は、創作とねつ造でしょう。
 上手く伝えれば100年も経たないうちに本当らしくなるかもです。
 マスコミ、アニメ、ネット・・・
 地方創生の金・・・
 そっと流せば・・・ 

    

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by je2luz | 2016-01-14 04:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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