LUZの熊野古道案内

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2005年 11月 27日

熊野の旅 眺望 5

 『華城』・・・はなしろ
 観光的にはあまり行く人の居ない場所ですが、地元の人にとっては学生時代に登ったことがある場所かもしれません。
 木本町のどこからでも見える裏山です。温帯性照葉樹林に覆われた山の上に巨大な岩が露出しています。高さは百数十メートルでしょうか、どこからも見えると言うことはどこも見えると言うことです。木本町を見晴らすにはもっいぇ濃いの場所なのです。
 終戦後の新しい中学・高校の制度になる前にこの木本町には『旧制木本中学』と『旧制木本女学校がありました。この華城山を挟んで反対側にありました。その時代には中学生と女学生が話をすることもご法度でした。中学生は女学生が通学する姿をまぶしく見送ったそうです。その頃、この華城の岩の上は中学生の娯楽の場所だったそうです。ここからは女学校が一望できるからです。体育の時間などこの上から盗み見するのが楽しかったと昔の人は言っています。それだけ女の人が雲の上の憧れの的であった時代なのでしょう。現実には買収精度が生きていてこの町にもその施設があったわけですが・・・
 この岩山の裾に『文字岩』の文字が刻まれています。岩質は鬼ヶ城や獅子岩と同じ砂岩です。そしてここまでは太古の時代には海の底だったそうです。鬼ヶ城などが隆起したのは地球の歴史からすればついこの前だそうです。


 ここから見ると狭い木本町が箱庭のように見えます。そして紀勢線の線路が光って見えます。そこを走る列車は二両編成とか特急でも四両とか・・・まるでNゲージの模型が走っているように見えます。岩の上は結構広いですが、当然手すりも何もありません。人によっては足がすくんでうごけないかも・・・


by je2luz | 2005-11-27 11:58 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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