LUZの熊野古道案内

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2015年 11月 23日

熊野の旅 熊野・那智黒・囲碁・日向

 熊野市は全国で唯一つの那智黒石・・・碁の黒石の産地だと言われています。
 この黒い石は「黒色粘板岩」で非常に緻密な岩石です。
 黒色粘板岩自体は四国の方にも同様の鉱脈があるとか言われますが、熊野市の神川町で産出するような緻密で真っ黒なものは少ないようです。
 神川でも本当に良い石はある程度限られているようです。
 近年では那智黒の置物なども作られていますが、これらは那智黒のクズを粉末にし、プラスティックを混ぜて整形したものです。
 布袋様とか色んなのが出来るのは練り物だからです。
 本来の加工品は、「碁の黒石」「硯」「水石」などです。
 削って磨いて・・・
 そんなに加工しよいものでは無いようです。
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 全国唯一箇所の黒石の産地と言うことで、近年、「囲碁」を町おこしにしていますね。
 21日に文化交流センターへ行った時も囲碁大会が行われていました。
 女流棋士とかも来て、各クラスの対局や囲碁教室が行われていました。
 私の知り合いにも、碁をたしなむのが居ます。
 2人居るのですが、2人とも強いのだとか・・・
 私はせいぜい五目並べですからね。
 じっと座って考え込むなんてのは苦手です。

 なんだか、子供達で囲碁に凝っているのがそこそこ居るそうです。
 ひょっとして本物に育つ子が居るかも知れませんね。

 将棋は「へぼ」がつき、碁は「ざる」が付くようですね。
 家の方ではもの凄く下手なのを、「ザルじゃなく目カゴじゃ!」と言いますが・・・
 にしても。文化会館の会場全部使っても足りないとか・・・
 他所からも来るにしても、大勢なんですね。
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 碁石には黒石と白石があります。
 白が180、黒が181用意するのだそうですが、値段が全然違います。
 白石は貝を切って磨きます。
 貝は「碁石蛤」とやらの古くて半化石状のが最高級だとか言いますが、古くは色んな浜のものが使わていたのに江戸時代に日向の蛤が主流になったのだそうです。
 そして今では日向でも採れず輸入品だとか・・・
 なのに・・・
 黒石の那智黒も日向に送られ、日向で磨いた白石とセットになります。
 そして、どう言う訳か、白の方が遙かに高いんだそうです。
 黒石作りでは道も飯が食えないようです。
 これ、碁の世界では「常識」のようです。
 「全国唯一」でも、駄目みたい・・・
 門外漢からすると不思議なものですね。
 今の所「交渉の余地なし」なのかな?
 日向との交流も生まれてきたようですが・・・
 沢山売れるというものでも無いですけど・・・

 那智黒を有名にした物のもう一つのものは、「硯」です。
 これが那智の土産でよく売れたそうで、那智の土産物として「那智黒」と名前が付いたとか・・・
 しかし、今では硯は中国に押されっぱなし見たいです。
 あの一杯飾りを掘るなんて今の日本では無理ですね。

   

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by je2luz | 2015-11-23 04:18 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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