LUZの熊野古道案内

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2015年 11月 12日

熊野の旅 熊野川か新宮川か

 私にとっては育った飛鳥を流れる「大又川」は途中で「北山川」を合流して名前が「北山川」になり、その先で「十津川」を合流して「熊野川」という名になり、新宮と鵜殿に挟まれて太平洋に注ぐのです。
 つまり、川としては「熊野川」なのです。
 国がこの水系をいじり回した時も「熊野川総合開発」としてスタートし、実施の時には「吉野熊野特定地域総合開発計画」なんてのにしましたが、空くまでも熊野川水系として事業は行われたものです。
 なのに・・・
 建設省などはこの川を「新宮川」と勝手に呼び変えてしまい、標識なども「新宮川」にしてしまいました。
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 私が一回目の議員当時にダムの水利権の更新が回って来、熊野市議会にその交渉のためもあって。特別委員会と組織しました。
 当然のように「熊野川水系対策特別委員会」を名乗りましたが、おかしな事に、建設省・国に遠慮したのか。市の方から「新宮川水系に直して貰えませんか?」なんて申し出がありました。
 特別委員会設置の言い出しっぺの私のみならず、全員が「新宮川なんて存在しないし、熊野市議会が設置する特別委員会の固有名詞をとかく言われる筋合いは無い」と、そんな申し出を一蹴して、議会での委員会設置条例も「熊野川水系対策特別委員会」でしました。
 この辺りで「新宮川」なんて呼ぶ人は居ませんからね。
 「新宮の川」という言い方はありましたけどね。
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 この橋をくぐっているのが「十津川」前方に流れるのが「北山川」
 この合流点から左へ河口までが「熊野川」
 近年では「十津川」は何時も濁っていますし、「北山川」は洪水が収まると水は澄みます。

 こんなことがあったので、当時の熊野市議会はこの川の名前を本来の「熊野川に戻そう」と思うようになりました。
 時の坪田市長にも、「熊野川と呼ぶように働きかけて」とお願いしたり、近隣の町長などにも「熊野川に戻すように動いて下さいよ」とお願いしたりしました。
 建設省などは「川の名前は河口の町の名前にするのが通例です」などと、おかしな説明をしていましたが。国土地理院の方が考えが柔らかでした。
 「周辺住民の意識・呼び名が正しいと思います」と言う常識的なものでした。
 新宮市でも「新宮川」に違和感を感じる市民が多かったのですからね。
 そんなことを言っているうちに、立て看板が、正式表示「新宮川」括弧書き(熊野川)だったのが、逆転し、括弧書きの方が(新宮川)の変わりました。
 大きな運動もしなかったのですが、熊野市・紀宝町・鵜殿村・新宮市が古来の呼び方を希望したのでなし崩しにこうなって行ったようです。
 たかが看板、されど看板です。
 地元で慣れ親しんできた大河の名前を、お役人などが勝手にいじって良い物では無いですよね。
 でも、気がつかないうちにそうなっちゃってるなんてのが一杯あるのでしょうね。
 私は馬鹿がつくほど素直なのか、気になると相手が誰でも言っちゃいます。
 そして、幾つになっても大人になれません。

   

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by je2luz | 2015-11-12 04:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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