LUZの熊野古道案内

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2005年 11月 23日

熊野の旅 眺望

 熊野は古くからの観光地です。熊野詣次代を入れれば日本最古の観光地なのかもしれません。
 熊野は平野と呼ばれるものは一切無く、山又山、そしてその山が直接海に落ち込んでゆくと言う地形です。海岸線もここ七里御浜は熊野川が運んだ砂利が形成した半島ではただひとつの長い浜です。ほかは入り江の奥に小さな砂浜があるだけの険しい海岸線です。
 各地に見られるような広い河川敷も紀伊半島の川には在りません。最大の川『熊野川』も源流から河口までひたすら山を削りその隙間を流れ続けます。ほんの少しずつのごろ石のかわらがある程度です。山が余りにも硬く険しいのでこうなったのでしょう。海岸線も目の前が太平洋と急流の黒潮であり、海岸からすぐ先が落ち込んでいる地形で浅瀬が育たなかったのでしょうね。
 こんな地形の中でただひとつ20Kmにわたる緩やかなやさしい海岸線が延びている七里御浜を一目で見渡せる場所は『松本峠』にあります。
 峠を越えてくるだけで木々の切れ目からこの眺めは見られますが、さらによく見えるように、松本峠頂上から鬼ヶ城の方向に200mくらい尾根伝いに進むと展望台が作られています。東屋も作られ雄大な景色が堪能できます。ここに向かう道も決して良い道ではないですが、尾根伝いのなだらかな道ですから、私が言う『弱脚者の熊野古道』らしく、杖をついた方でもゆっくり歩けば熊野古道と奇襲の眺望を十分楽しんでいただけます。

さくら・赤外フィルムにて撮影しました。これは残念ながら製造中止になってしまいました。

by je2luz | 2005-11-23 11:57 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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