LUZの熊野古道案内

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2015年 10月 17日

熊野の旅 有馬海岸堤防 松の木

 熊野市の七里御浜では有馬町釜の平付近の400m程だけが高波対策の堤防がありません。
 花の窟神社から志原尻まで長いので、伊勢湾台風の後から始まった堤防構築もまだ完成していません。
 口有馬を過ぎると、松林?雑木林?の防風林があり、更に国道があって民家までの距離が大きいので構築がノンビリしていたのです。
 高波に関しては無堤防でも民家まで襲われることはおそらく無いでしょうけど、津波は走る距離が違いますから、堤防は必要です。
 昭和19年の東南海なら無くても大丈夫ですが、今想定されている南海トラフでは無いと困ります。
d0045383_1945385.jpg

 ここが現場です。
 台風シーズンも終わりかけたので、今年度の工事の準備に掛かっているようです。
 この区間がつながれば津波にも強くなりますが、七里御浜へ大型四駆や重機を入れられるのは旧・熊野市消防の所と志原尻の川沿いしか無くなります。
 前の防災訓練のように自衛隊の上陸用舟艇で大型車両を揚げても陸には入れないのです。
 物資を海からあげることはあっても戦車や装甲車をあげることはないでしょう。

 この写真でも松枯れが見えて居ます。
 この辺の松は昔の松ではありません。
 戦後の松食い虫によって枯れた後に植林されたものです。
 老木では無いのですが、この辺りの松は、かなり松食い虫が入っています。
d0045383_19525291.jpg

 これは堤防の内側の松林のなかの物です。
 真っ赤に枯れた松が混じっていて、幹にテープが巻かれています。
 そのうちに伐採して搬出するのでしょう。
 その作業が実にノンビリしています。
 切るまで日にちどころか年数が掛かるし、切ってからも延々と転がっていることもあります。
 松食い虫に「隣へどうぞ!」と猶予を与えているようです。
 根っこに食らいつくのですから、切ってもあまり役に立たないという説もあるようですけどね。
 40年とかで枯れ始めるようでは、松原の復旧は無理です。
 遺伝子操作すれば耐性のある松が作れるのでは無いでしょうかね?

    

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by je2luz | 2015-10-17 04:38 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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