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LUZの熊野古道案内

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2015年 10月 08日

熊野の旅 人ごとじゃ無い、井田海岸

 私は30年ほど、ここ木本海岸の浸食・高波対策に関わってきました。
 その過程で鵜殿港の構築による井田海岸の急速な痩せについても注目しました。
 井田海岸は七里心花の最上流。木本海岸が最下流なのです。
 途中で尾呂志川、市木川、志原川などが注いでいますが、七里心花の砂利の供給源は熊野川です。
 他の小さな川からはほんの少しの石と浜を太らせる材料にはならない泥・」砂しか入って来ません。
 井田海岸の変化は、将来の木本海岸になります。、

 井田は少し大きめの砂利が積み上がった大きな浜でした。
 地引が引かれ、船が何艘も浜に揚げられていたものです。
 今でも、道の駅ウミガメ公園では「名物シラス干し」が売られていますが、井田の名物だったのです。
 今では井田の町の前には浜がありません。
 もちろん船の姿などありません。
 戦後すぐに植林されたのが阿田和寄りの「井田舞子」です。
 そして、その後に「井田海岸」にも松が植えられました。
 井田舞子の植林が栄養不良などで失敗?だったことの反省からか、柵をめぐらせた敷地を作って植林しましたが、浜の浸食が急速に進み、松林どころでは無くなって来ています。
 一般にはあまり関心の持たれない所ですが、どう見ても大変な状況なのです。
 大きな台風の高潮に見舞われたら、井田の町は危ないでしょう。
 潜堤などの手を打つとは効いていますが、最重要課題だと私は思うのですが・・・
 「熊野川河口架橋」が一大事業みたいに新聞では見られますが、住民の安全確保が前面に出てこないのが不思議です。
 よその町のことですが、やっぱり気になります。
 何所の町でも、住民の安全より大事な事があるみたいですね。

 今回の台風23号は遙か彼方ですが、その余波でさえが国道まで来ています。
 この国道に波が最初に乗ったのは、もう、17・8年前の冬です。
 丁度熊野は議会中で副議長の私が議長を務めていた日です。
 一報が入ったので、閉議後すぐに議員全員で井田へ出掛けて現場を視察しました。
 タイミング的に私達が一番早いという事になりましたが、当時でも熊野市議会はこうした海岸浸食には全員神経を張り詰めていたのです。
 そこまでやって居ても、まだ、有馬には無堤防区間があるし、羽市木・口有馬は不安なのです。
 時代が変わったのでこれを引きずっているのは私しか居なくなりましたけど・・・
 でも、絶対に他人事では無いんです。

 他所のことなので写真は撮ってきませんでした。
 いらんお節介だと言われるかも知れませんからね。
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 熊野でこの程度の波の時、井田海岸では国道の根元まで波が来ます。
 浜が100m近く浸食されているのでしょう。

    

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by je2luz | 2015-10-08 04:26 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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