LUZの熊野古道案内

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2015年 09月 24日

熊野の旅 夏を旨とすべし

 吉田兼好さんは徒然草のなかで・・・
 「家の作りやうは、夏をむねとすべし」と書いてあります。
 ここ木本は海のそばとは言え南の地です。
 おまけに、古い京都や飛騨古川のように一丁前に間口が狭い家です。
 そりゃあ、盆地の京都なんかより昔から涼しかったでしょうけど、私の子供の頃に飛鳥から夏の木本へ降りてくると地獄でした。

 この、「夏を旨とすべし」を実行しお手いると言われるのが、京の町家で行われているという、夏と冬で建具を入れ替えるというものです。
 冬は障子か襖・・・夏は簾の入った風通しの良い建具・・・
 プライバシーを言わなければもの凄く合理的な住み方です。
 
 この住み方はmなにも京の都に床か無くても、片田舎の木本でもあったのです。
 私の実家の木本の家も夏用と冬用の建具が用意されていました。
 家を取り壊す時、知り合いの波田須の家に持って行きました。
 「おもてなし館」(旧栃尾邸)でみられます。
 その前にある三銀発祥の地「福島邸」でも建具が用意され、玄関上の中二階物置にしまわれていました。
 この様に木本の旧家には用意されていたはずなんです。
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 この時代、網戸が無かったので蚊取り線香を焚き、寝る時には蚊帳を吊るという生活でした。
 夕方になると本町筋の砂利道に水を打ち、縁台を於いて涼んだり・・・
 町行く人も浴衣が多かったですね。
 そんなのは私が高校に入る頃までかなあ・・・
 砂利道なので下駄の音も「がじゃがじゃ」「ジャリジャリ」・・・
 一杯歩くのでうるさかったものです。

 ああ・・・ それなのにそれなのに・・・
 世界遺産の熊野古道だというのに・・・
 連休で上天気だというのに・・・
 人払いしなくても、関船町から二丁目まで望遠レンズで引っ張って撮っても人っ子一人歩いていません。
d0045383_1554059.jpg

 数軒は他所に負けない町屋もあるし・・・
 二軒は公の物で公開されているし・・・
 
 連休は少し車は多かったです。
 でも、いつも「連休」は古道歩きの人が少ないようです。
 「行楽」「家族サービス」にはならないんでしょうね。
 四国の遍路さんの様に目に見える御利益があるで無し・・・
 「西国三十三箇所」とのつながりも無いし・・・
 一番札所は「紀伊の国・那智山・青眼渡寺」なんですけどね。

    

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by je2luz | 2015-09-24 04:30 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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