小笠原に居る台風16号は大きなものです。
もうすぐ方向を変えて東に猿と言われていますが、今はまだ本州向きですから余波の波は高いです。
何十回に一回とか、何百回の一回の大きなやつは勢いよく浜を走ります。
潜堤のある木本海岸でも半分まで走った跡があります。
羽市木では階段堤防のそばまで来ています
木本海岸は基本的に観光客は近づかないし、何とか樋門はほとんど閉まっていますから、まあまあ、大丈夫そうですが、羽市木は怖いです。
国道には駐車帯があるし、横の堤防は低いし、上に登れば、「どうぞ下りて下さい」とばかりに階段になっています。
波が大きい時に浜に人が居るのはこの羽市木が一番多いです。
幸いなことに今まで事故にはなって居ませんが・・・
そんな構造の羽市木堤防が熊野で一番波に弱いんです。
これの計画段階で噛みついたのですが、有馬町内になるので無理押し出来ませんでした。
今の所改修計画も無いです。
この台風の余波は波長の長いうねりを伴うもので、力があるので、志原尻の河口は昼過ぎには閉塞しました。
井戸川のカルバートも閉塞し始め、井戸川の水位が上がりつつあります。
幸い、余波の雨が降る条件では無いので、今の所田んぼや道路の冠水は起きていません。
早めに川尻を切っておかないと、15号が九州に近づく頃には余波の大雨の可能性が出ます。
中休みの時期があれば良いのですけどねえ・・・
カルバートの排水口の所に強力な放水ノズルを付けられないのでしょうか?
水源は堰き止められる井戸川の水、予防用に砂利を吹き飛ばし流すのですから商業電源が使えるでしょう。
設置は難しくなくても、高波に耐えなくてはならないし・・・
世界一だと豪語する日本の土木技術なら何とかなるのでは?
特許でも取る???
こんな状況ですから、上天気でも浜には出ない方が良いです。
万一、突然来る大きな波に見舞われ、膝くらいまで水に浸かったら、流されます。
素直に沖に向かって走り、波の腹に飛び込んで向こう側に浮かび上がる・・・なんて、ことは昔の地元もガキ以外は出来ませんよ。
そのガキだった私でも、今だったらおそらく助かりません。
木本堤防、4時半に一箇所開けて人が居ましたが、17時30分には閉まっていました。
桟敷がまだ4基残って居ます。
こんなルーズを許しちゃあいかんでしょう!
8月に入って、いまだに市民は堤防の上を散歩も出来ないんです。
今日の苦情を言われました。
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