LUZの熊野古道案内

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2015年 08月 15日

熊野の旅 木本の初盆 精霊流し   台風15・16

 台風15号と16号がマリアナ諸島辺りで生まれました。
 今朝生まれ、まだ、子供ですがこれからどんどん大きくなるでしょう。
 でも、花火は明後日ですからまだ波もさほど大きくならないで済みそうです。
 しかし・・・
 台風崩れが通って作っちゃった「秋雨前線」が消えませんね。
 どの位置に横たわるか心配です。

 花火と言えば、木本の極楽寺、初盆の灯籠焼きから始まったとされています。
 現に今でも花火の一番始めに、初盆の灯籠を並べ、読経の上、「藤の棚・ナイヤガラ」に点火し、その火で焼きます。
 灯籠がプラスティックになって黒煙を上げて問題になった時期もあります。
 この供養は宗教宗派を問わずに行いますが、木本でも参加しない家もあります。

 木本の初盆では、灯籠焼き用の灯籠とは別に、台座に載った大きめの「精霊様」?を用意していました。
 これは、15日の夜・・・真夜中に海に流すのです。
 火を灯し筏に乗った灯籠が海に出されて沖に向かいます。
 と、書けば、風情があるのですが、各地の川や入り江で行われるのと少々意味が違います。
 熊野灘に面した木本の浜から出すのです。
 もちろん遊泳禁止です。
 更にこの時期には「土用波」が立っています。
 今も、そんなに大きくないけど土用波があります。
 この精霊様の筏は若い衆によって泳いで押し出されます。
 しかし、真夜中の海で下手すると荒れています。
 5・6人とかで押し出しても隣が見えないような暗闇の海ですよ。
 現に溺れかけた人も居ます。
 身内でそれの出来る若い衆の居ない家では親地町の漁師の若い衆を頼んだのですが、今では漁師町の親地町にも漁師の若い衆が居ません。
 今の若い人はこの木本の海で泳いだことも無いのです。
 全部の家がやる時代では無いのですが、しきたりを守る家もありますしね。
 やめた方が良いのですが、こんなのって中々決まりません。
 だって、初盆が回ってくるのは何十年に一回かですからね。

 と言う事で・・・
 今夜は精霊様を流す家があるかも知れません。
 夜遅く浜に人が出ます。
 つまり、ゲートが真夜中に開けられます。
 帰り閉めてくれるでしょうか?
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 宵の口からは各家の仏様が浜から送られます。
 これも随分減りましたが、結構人が出ますし、さすがの私もいつもの時間に閉めて回ることが出来ません。
 ちょっとしたことでも、地の習慣も知らなければ上手く行きません。
 
   
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by je2luz | 2015-08-15 12:56 | Trackback | Comments(0)
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