LUZの熊野古道案内

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2015年 07月 17日

熊野の旅 やっぱり外海

 熊野市は潮岬に比べれば黒潮本流からは離れるし、ほんの少し引っ込んだ感じもします毛、向かいっ側にはアメリカ、南米しかないのですから外海に面しています。
 台風の時になると、瀬戸内や伊勢湾内とはかなり要すが異なります。
 大体、浜に作られた堤防のスケールが違いますね。
 そして、民家のある場所の海抜も違います、
 御浜町から熊野市の掛けては海岸に人は済んできていますが、海抜12m位です。
 内海の町へ行くと、町の海抜が5mとか7mとかですね。
 ここだと、波打ち際の一段高くなった浜でそれ位です。
 そんな高さだと、台風や津波じゃなくても土用波で流されちゃいますからね。

 今、七里御浜に作られている堤防は海抜13mから15m位です。
 それでも危ないので、一番家が海に近い木本が危ないので船艇を作って貰ったのです。

 井戸川、志原川、尾呂志川、市木川など、七里御浜に河口を持つ川は波が大きくなると、川の出ようとする勢いより、波が砂を積み上げようとする力の方が大きくなり、河口が詰まります。
 ここに人が住みついて、水田などやり出して以来戦い続けた「河口閉塞」です。
 今回の台風11号でも、全部の川が河口閉塞を起こしました。
 ただ一つ、暗渠の排水トンネル「カルバート」をもつ、井戸川だけが半閉塞で留まりはしたのですが、一つ前の記事のような状態でトンネルでさえふさがれます。
 埠頭に当たれば20m程跳ね上がるし、波の力はもの凄いです。

 沖に浮かぶ「魔見ヶ丘」は今日ほどの波の時は完全に波に飲み込まれます。
 それほどの波になると、『鬼ヶ城の磯に当たると、這い上がるというか、とんでもない高さになります。
d0045383_23254245.jpg

 何しろ昨日のような時は、波しぶきや雨やで見通すが悪いですし、カメラがひとたまりもありません。
 撮れる写真は不鮮明ですしね。
 それでも、思い切ってここでの写真はD800Eを引っ張り出し、風下向きにかがみ込んでカメラをかばい、シャッターチャンスだけ振り向いてパシャリ・・・
 でもかでで体は揺れるし・・・
 なんとか撮せたのがこれです。
 距離約1Km
 鬼ヶ城の磯に登る波です。
 楽に30mはありますね。
 これが浜に向かうと大変ですけど、少し向きが違うし、磯のように波が合わさることは少ないです。
 ただ・・・
 ストロークの長い波の時は浜の形の完成なんでしょう・・・
 三丁目の裏で、鬼ヶ城側からの波と獅子岩側からの波が合わさることがあります。
 だから、今までも堤防を波が越すのは決まった地点でしたからね。
 いまでも、浜での走り方はそうなのですが、潜堤のおかげか合わさって陸に向かうだけの力はないようです。

 鬼ヶ城の磯をご存じの方でしたら、この波がどれほどかわかるでしょうし、鬼ヶ城の磯では何所まで登っても生き延びられないことがわかると思います。
 これが本当の波、外海なのです。

 先人からの戦いを引き継いでここで生きてきたので、怖さも知っています。
 でも、「大丈夫」という基準も知っています。

 困りましたね。
 引き継ぐ人が居ません。
 やたらと怖がっても駄目だしねえ・・・
 息子は子供部屋からこれを見ながら育ったのですけどね。

   
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by je2luz | 2015-07-17 04:08 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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