時々書きますが、各地の祭りやイベントの参加者がどんどん減って居るようです。
新しく作ったイベントには。発起人や団体、そして簡単に助成する行政が一緒になって形を整えるようです。
しかし、数十年前とかに各地区で始まった町内の祭りなどが、主催者の高齢化、地域の住民の減少などで、ぽつぽつ消え始めているようです。
昔からあった、鎮守様の祭りでさえ維持出来なくなってきているのですから、夏祭りは尚更のようです。
稲荷さん・弁天さん・竜宮さん・水天宮さんなどと言う、縁日系はまだ何とかなっているようですが、中心の無い夏祭りが大変みたいです。
お盆のころは「盆踊り」があって、幾晩続いていても、それなりにみんなが集まって居たものです。
おばあちゃんから子供まで、みんなが盆踊りを踊っていたものです。
単純で誰でも踊れる代わり面白味には欠ける「ヤッサノセ」でも、明け方まで続いたんですけどね。
出るものは「おにぎり」「お茶」「冷や酒」くらいでしたけど・・・
祭り囃子を 二人で聞いて
語り明かした あの夜が恋し
愛しあの娘は おらを見捨てて 都へ行っちゃった
リンゴ畑の お月さん今晩は
噂を聞いたら 教えておくれよな
集団就職でみんな都会へ行っちゃった結果。今の田舎になっちゃったのです。
生意気言ったって、今の都会人のほとんどが田舎出身でしょう?
「三代経たないと江戸っ子じゃあ無い」とすると、東京人も1/3は減るでしょう。
随分前から、「行政はもっと地元行事に目を向けるべきだ」と、言っているのですが、まるで関心を示さないし、各地区の主催者も力を借りる気も無いようです。
お盆に帰ってきて、ふるさとで・・・
夏祭りも盆踊りも消えていったのでは、「心のふるさと」も消えるでしょう。
輸出する人間も底を突いてきているのですから、今外にいて、記憶の中に「熊野」と言うのがほんの少しでも残って居る人に忘れられないようにする事も大切でしょう。
消えた祭りを戻すのは大変でしょう。
「地方創生」なんて掛け声で、バラマキやっても田舎は戻りません。、
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