人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2015年 07月 10日

熊野の旅 Iターン・Uターン

 近年よく言われだした、「定住促進」なんてのと一緒に使われている言葉には、元からあった「Uターン」に加えて「Iターン」なんてのも使われます。
 中途半端な「Jターン」なんてのもありますね。

 人口減少の特効薬として、盛んに言われます。
 でも、今から20年前音か30年前なら日本の総人口はまだ増えていて、日本が狭くなっていたのですからあふれ出る人間も計算上はあったのです。
 でも、数年前からは予想通り、いや、予想より遙かに速い速度で日本の総人口が減り始めました。
 数字は嘘つかないのに、人口が増えていた時代と同じように人間の取りっこが存立出来るような話になります。
 人間が1/4も1/3もガタッと減るというのに・・・

 自治体がマンション風集合住宅や、気の効いた一戸建てを用意して・・・
 家賃は割安の3万とか3万五千円・・・
 固定資産税も償却も無し・・・
 住宅不足の時代にはやらなかったことです。
 土地代を含め田舎でも一千万五百から二千万仕事です。
 地方創生が動き出すと、全国でどっさりやるかも知れません。
 片方で13%もの空き家があると騒いでいるのです。
 田舎は20%を越しています。
 一見素晴らしそうなのですが、そこには国家計画も無し・・・
 同じ町に空き家を増やしつつ・・・
 住民の戸数が増えれば「交付税が増える・・・」
 なんか、単純には喜べない施策でもあります。

 ハイカラな住宅・・・
 地元の人が好むそうです。
 都会からのIターン希望者は田舎にそんなの求めていません。
 古家のリフォームの方が希望者が多いそうです。
 当たり前の話なんです。
 時々触れますが、日本人の持つイメージ、「田舎の原風景」は・・・
 「しらかばー 青空ー 南風ーーー」の光景なのです。

 「山の中の一軒家」に住みたがる「都会の文化人」・・・
 そんなのの希望を入れて歓迎すると、たった一軒のための道路・水道・電気・通信などの社会基盤整備にどれだけお金が掛かるやら・・・
 移民の拒否まで考えないと大変な事も起きます。
 ここにも、集落統合とか町の将来像がきちんと計算されていないといけないのです。
 「受け狙い」ではいけませんよね。

 これを既に動かしている「泰阜村・やすおか」では、やはり考慮しているようです。
 そして、質問してみたのですが、「相続放棄地」も既に事業に支障が起きるところまで来ているようです。
 この問題は『空き家問題』以上に国の法律改正が必要ですね。
 泰阜村の職員さんも問題意識は持っておられました。
 田舎の自治体が束になって働きかければ国だって動くはずなんです。
 あと、50年も経たないうちに、日本中の田舎の家屋敷・田地田畑・山林まで所有者・相続人不明になるでしょう。
 境界確定の近隣の立会人も居なくなります。
 冗談でも絵空事でも無いんです。
 田舎の人なら、自分の近所を見回して考えてみて下さい。
 「あそこの爺ちゃんが居なくなったら・・・」
 子供や孫には境界など分かるはずも無し・・・
 価値のない土地の測量や移転登記などする気も起きないでしょうし・・・
 この子達にある日突然、裁判所と税務署から通知が・・・
 家督相続じゃ無いから、一件で対象者が数十人とか・・・
 こうした怖いことには目をつぶるんですよね。
d0045383_21194514.jpg

   
  ブログ村参加しました。 ポッチ よろしくお願いします。
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 三重県情報へ
にほんブログ村    
  
    

by je2luz | 2015-07-10 04:19 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/21937515
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 木本港海岸整備事業 ...      旅番外 大きな町と小さな村 >>