LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2015年 06月 27日

熊野の旅 熊野の津浪避難タワー

 三月議会で一応の決着をみた熊野市有馬町内の津浪避難タワー問題ですが、今は着工への準備作業中です。
 最近増えている手法の「プロポーザル方式」というを採用しています。
 発注者サイドで設計して入札させるのでは無く、設計段階で、「我こそは・・・」と思う企業に設計・デザイン・見積もりを出させて審査し、一番良さそうで安いものを採用するという方式です。
 建築では「デザインコンペ」なんてのもありますね。
 問題の国立競技場なども設計段階で出された物選んだのだそうですが、あんな事も起きます。
 避難タワーなどはあれほどの旨味も無いし、予算の天井も低いですけどね。

 ここで問題になるのは「日本企業の体質」とか「発注側の技術レベル」です。
 いつも言うように日本企業の体質ってそんなにはよくないです。
 熊野市関連でも紀南病院の免震装置が東洋ゴムのせいで駄目になり、本館工事が遅れて居ます。
 「津浪避難タワー」なんてだいたい、味気のない亜鉛どぶ漬けメッキのものが多いようですが。業者の言う能書きが果たして正しいのかどうか・・・ メッキに使う亜鉛の量が守られているのかどうか・・・搬送中の傷や組み立て中の傷の養生がきちんとなされるのかどうか・・・
 今の役所には目利きも居なれば現場を監視する制度も無さそうです。
 機能すれば、専門家が設計した適当なお値段の避難タワーが出来上がるのですけどね。

 熊野市消防本部の無線・指令施設の更新はこの『プロポーザル方式』でした。
 元々ここの施設は富士通系でしたが。新しいのも富士通系でメンテも含めての発注になって居ますね。
 非常に専門性の高い機器とシステムなので、何が正当なのかも分かりにくい分野です。
 メーカーサイドの説明に納得するしか無いとは言え、全国の各消防本部が一斉にデジタル化に移行したのですから。素人が考えても巨大な税金があの業界に・・・
 でも、あの手の会社の不祥事は非常に多いですから、利潤がきちんと企業に入っていれば良いのですがねえ・・・
 こうした地方では手に負えない技術を要する国家レベルのものにも、審査を代行するシステムもありません。
 まあ、こうした組織を作れば大企業とつながった通産や郵政のえらい人の天下り先が出来るだけに終わるのが日本の伝統ですね。
d0045383_11172676.jpg

 プロポーザルででてくる図面や資料を全面開示することも企業機密だなんだで難しくしてあるでしょうね。
 それに、熊野市の役所窓口で閲覧可能にしてもチェックしに来るライバル企業やオンブズマンは居ないでしょう。
 私も見せられても構造面での強度計算する訳にも行きませんし、工事中見張ることも出来ません。
 市民の良識は信じられても、業界は信じられません。
 でも、信じるしか無いのでしょうね。
 ここでも、議員の限界が・・・

   
  ブログ村参加しました。 ポッチ よろしくお願いします。
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 三重県情報へ
にほんブログ村    
  
    

by je2luz | 2015-06-27 11:25 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/21907423
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 伊勢詣・熊野詣 人数は?      熊野の旅 市民感覚と当局と議会 >>