人気ブログランキング |

LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2015年 05月 31日

熊野の旅 消防もデジタル化

 この地方の消防は、熊野市、御浜町。紀宝町が一つの消防本部で統括されています。
 前市長、西地さんの時に紀南地区の消防をどうするかという話が出て来ました。
 熊野市には消防署はありましたが、南牟婁郡の御浜町、紀宝町。鵜殿村(現在紀宝町)、紀和町(現在熊野市)には消防署は無く消防団だけでした。
 全国的に消防署を作って火災や災害に備える広域消防体制の方向になったので、南牟婁郡をどうするかと言うことになったのです。
 全国的に多いのは「組合立」で消防を作る方法です。
 一見、合理的なのですが、実態はそうでも無いのです。
 緊急対応が求められるのに、「組合立」となると「組合議会」なんてのも介在するし、各町の首長が偉いさんになるし・・・指揮系統の一元化はしにくくなります。
 この話が持ち上がってすぐに、私は西地市長に「組合立は本当じゃないで・・・熊野市が南郡の面倒見た方がええで・・・」と進言しました。
 西地さんは「僕もそう思うけど、議会はうん言うか?」と、他の地方が組合立が多いので議会を気にしました。
 「大丈夫!うちの議会なら文句出やんで・・・」
 「議会が問題なかったらそっちへ行こう!」と言うことになりました。
 議会の方はそれまでの「養老院」「病院」などの組合立的なものの不便さを知るベテランが多かったので、「熊野が面倒見よう!」とすんなり固まりました。
 そういうことで出来上がった「熊野市消防」です。
 
 南郡を吸収した時、当然のように各町村に分署を置かなくてはならないし、消防署員が一気に増えました。
 元の職員の倍くらいの新新米署員が入ったのですから、その面倒を見るの先輩署員の苦労は並大抵では無かったでしょう。
 当時の署員は熊野無線クラブのメンバーが多かったのですが、もう20年あまりになると思いますから。ほとんどが定年退職されましたね。

 救急救命士が出来る時も一番先に養成講座への参加に熊野市は立候補しました。
 ハイメディと言われる、応急処置の出来る器具を積んだ救急車の導入も早かったです。
 僻地で医療空白地区のある熊野地方ですからこうした事への熊野市議会の理解は早かったです。

 地形複雑、電波がブロックされる山間部や電波の跳ね返る山の無い海岸部などを抱え、熊野市の消防は出先での無線連絡には苦労してきました。
 携帯電話でもほぼ全域カバーするようになったのは全国でも一番遅い方でした。
 そんな状況ですが、時代の流れで「消防無線」もデジタル化されました。
 周波数と電波形式から伝搬状況を心配したのですが、中継局が増えたこともあり、むしろ向上したとか言っています。
 GPS機能・カーナビ機能の導入などもあり、消防車・救急車の現在位置の司令室のモニターへの表示など、ドラマのようなシステムも入っています。
 携帯電話からの緊急連絡も位置情報が表示されるようになって、とんちんかんな通報も防げるようですが、GPS機能を停止した携帯では・・・
 解除の仕方を指導するようですが、うろたえた爺ちゃん婆ちゃんだと困りますね。
d0045383_20513731.jpg

 新しい司令室は津波の浸水を避けるために二階に上がりました。
 写真を見てちょっと気になるので、クーラーの位置とドレーン配管のことを確認してみます。
 富士通系の通信会社が設計したのですから抜かりは無いでしょうけどね。
 でも、市役所の電源室の軒もありますし、鵜呑みには出来ません。

   
  ブログ村参加しました。 ポッチ よろしくお願いします。
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 三重県情報へ
にほんブログ村    
  
    
熊野市周辺地図です
   

by je2luz | 2015-05-31 04:50 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/21839035
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 獣だけじゃ無く鳥も・・・      熊野の旅 もうすぐ供用開始 津... >>