LUZの熊野古道案内

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2015年 05月 22日

熊野の旅 秘境も日帰り出来ちゃうと・・・

 時々触れますが、ここ「奥熊野」の良さは何も無いところでしょう。
 信仰対象だって、形のある熊野三山よりもっと古い「古代信仰」で何にも無し・・・
 「熊野古道」は道があるだけ・・・
 その道をたどる人が何を感じるか・・・ 
 なのに・・・
 世の人は何か具体的なものを欲しがります。
 語り部に何を聞きたいのやら・・・
 人間の住むところ、住んだところなら歴史はどこにだってあります。
 そんなもの探しに来たのでは無いのでしょう?
 「六根清浄」でも「南無阿弥陀仏」でも「南無妙法蓮華経」でも「南無観世音菩薩」でも何でも良いでしょう・・・
 ひたすら心を無にして歩いてみたら???

 でも・・・
 「黙して歩け」では観光にはならんですね。
 バスガイドが上手に喋る「眉唾の土地の話」が日本の観光にはつきものでしたよね。

 私が推奨する「松本峠の夕暮れ」だって、七里御浜の向こう、熊野三山に夕日が沈むだけです。
 関東の果てからはるばる来て、初めて目にする「熊野のお山」そして「沈み行く夕日」・・・
 意味も無く「ありがたかった」はずなのです。
 「熊野詣の本質」に一瞬触れられればそれで良いと思うのですが・・・
 泊まってもくれない、土産も買ってくれないハイカーなら、日が暮れて先に行けなくなれば・・・腹が減って動けなくなれば・・・
 ひょっとしたら泊まるかも・・・うどんくらいは食うかも・・・
 そんな日の一食は忘れられないでしょう。
 今の人には解らないかな?
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 鬼ヶ城や獅子岩・七里御浜のようなポピュラーな名勝はあまりにも苦労なしに見えてしまいますね。
 かつてはそこそこ「遠くの観光地」だったのですけどね。
 道路が良くなってしまったので、大阪や名古屋からは熊野周辺どこでも「日帰り圏内」になって居ます。
 何しろ、名古屋から普通のドライバーでも片道3時間ほどなんですから・・・
 それでも、遠い部類なんです。
 中途半端に遠くて近い・・・
 男女の仲じゃあるまいし・・・
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 少し前まで、熊野の人にでも「秘境」だった、この「大丹倉・おおにくら」でも、最早、秘境では無いんですよね。
 大峰山のように延々と歩くなんてしなくても下からは見えちゃうし・・・
 でも、こうして下から見て写真撮って終わりでは・・・
 
  「四国八十八箇所」は今でも信仰です。
 四国よりは人は少ないと言っても「西国三十三箇所」も信仰です。
 スペインもチベットもメッカ・エルサレムも信仰です。
 御嶽山だって信仰の人が多かったです。
 「蟻の熊野詣」は信仰だったのです。
 でも、今は熊野三山でさえ世俗の観光地ですよね。
 熊野比丘尼が売って歩いたというありがたいお札さえ買って帰らない・・・
 「信仰」って強いですよね。
 今更復活は難しいでしょうね。
 今時、人気のある宗教家が出て来たらろくなことは無さそうだし・・・
 「丼フェア」が「ハルマゲドン」になったら大変です。

   
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by je2luz | 2015-05-22 04:40 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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