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LUZの熊野古道案内

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2005年 11月 12日

熊野の旅 古道に冬の気配

 南紀・熊野は緯度だけではなく目の前を流れる黒潮のおかげで、海岸線では冬もあまり気温が下がりません。
 それでも、ここに住んでいると冬は結構寒く感じるようです。
 私はストーブもたかずに居ますが、ほとんどの家庭ではストーブに火が入るようです。
 この熊野地に冬の訪れを告げるものは「さんま」です。よそでは秋の訪れを告げる魚で「秋刀魚」と書かれるのですが、夏に北海道で取れ始めた秋刀魚が、三陸・銚子沖・静岡沖と南下し、ここまでたどり着くのは11月から12月になります。
 北のほうではあんなに脂の乗っていた秋刀魚もここに来る時期には脂のない痩せた物のシーズンです。
 よく、熊野まで南下すると脂が落ちて・・・といわれますが、これにはいささか異論があります。
 脂が落ちることも痩せる事も不思議ではないのですが、この辺に秋刀魚は基本的に丈まで短いのがおおいのです。生物が生長して全長・身長が極端にみじかくなることはありえません。明らかに銚子沖のものが痩せ衰えて来るのではないですね。明らかに別の群れですね。
 冬が近づいて、秋刀魚の水揚げがあるようになると、あちこちで「秋刀魚の暖簾」がぶら下がりだします。
以前は木本町の前の七里御浜に杭を打ち、竹ざおを渡したものにいっぱいかけていたものです。しかし、近年は人工乾燥が増えたので浜に干す魚屋さんはあまり居なくなりました。
 冬になると、山間部のとんびも海岸線に出てきますから、干してある秋刀魚も被害も大変なものです。漁に使った古い魚網を張り巡らせています。
 この魚屋さんは、作業場のそばの駐車場に立体的な干し場を作って干しています。
 人工乾燥のほうが仕上がりはきれいなのですが、味のほうはやはり天日に干さないと出ません。魚屋さんも途中まで人口乾燥で仕上げを天火にしているところが結構あります。
 秋刀魚が獲れすぎて投売りになると、一般家庭の軒先にも秋刀魚の暖簾がかかっているときがあります。

 カメラは フジGS645

by je2luz | 2005-11-12 11:34 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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