今月もあります・・・「いこらい市」
イベントとしては熱心にやられています。
だから、一見問題は無いのですが・・・
行政との関わりから見ると問題がかなりあるのです。
普通には分からないままで終わるのですけどね。
もうすぐ始まる「地方創生事業」までこれに絡んできます。
このイベントの主催・母体は「記念通り商店街振興組合」です。
商店街の団体としては一応きちんとしたものです。
だから、公金の受け皿には便利なのです。
記念通りの商店は全部加盟しているのかな?
今月のチラシは白黒片面です。
市内全域、ローカル紙一紙だけでも5500部かな?まさか一紙の筈無いですね。
熊野市の方ならわかると思いますが、出店者には記念通りの店は事実上ありません。
テント掛けの構成上、歩道上の店は???でしょう???
で・・・
これが記念通りの商店にどれだけ寄与するのでしょう?
自前でやって居るイベントなら私も何も言いません。
見れば解ると思いますが、そんなイベントでは無くなって居ます。
たしかに、やって居る人は頑張って居るのですが、「記念通り商店街振興組合」の事業としてはどうなのでしょう?
そして、市の力の入れ方は「えこひいき」になって居る感じです。
予算の流れなどが分かりにくいですから不満が出にくいのですけどね。
物産振興会とか商工会議所が主体なら名分は立ちよいのですが・・・
担当課の方では「各商店に対する効果」など調べてないようです。
来場者には「アンケート」取っていたこともありますが、あの来場者内容では身内のアンケートになりかねません。
今回は普段は休みの日には走らないで観光客用だと言い切る「乗り合いタクシー」がいこらい市用に走るのだそうです。
「土日の売り出しに出掛けたい」という市民の声にはそっぽ向いていたのですけどねえ・・・
なぜなんでしょう???
よそから来る業者さんのため???
更には、夏頃には「いこらい市限定特別割引券」が「地方創生事業の交付金」で発行されます。
使い道がないからここに流すの???
嫌われるでしょうけど、これが実情なんですよ。
全市を挙げての駅前のイベントには使わないんです。
一商店街のイベントに割引券出して「地方創生」に役立つと思いますか?
やる以上は人が集まらないといけません。
いつもの人では無い、奥の人も浜の人もぜひ来てみて下さい。
こんな時にしか食べられない「熊野地鶏」が食べられますよ。
熊野市役所一押しです。
もう一つ・・・
イベントのためのイベントに精力を注ぐより、本来の商売、商店街の為の企画に精力を注ぐ方が地味でも効果が出てくるのでは無いでしょうか?
今のイベントに行ったからってその後記念通りへ買い物に行こうと思う人がどれだけ居るでしょう?
イベントの時には記念通りの店を見せていませんね。
「魅力がある商店街かどうか」すら、見てもらって居ないと思うます。
世はイベント時代・・・
でも、催事屋さんの組合では無いのですから・・・
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