LUZの熊野古道案内

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2015年 04月 24日

熊野の旅 本日、遊木にて懇談会です

 19時から遊木町で議員懇談会があります。
 去年秋の第一回目はよその地区からの見物者も居ました。
 遊木でやるから遊木の人じゃなければならないなんてありません。
 あらかじめ出されている質問事項はほとんどローカルなものが多いですが、私が担当する「空き家問題」などは遊木の問題では無く、熊野市・・・いや、今や全国の問題になっているのですから、ローカルとは言えません。
 個別の案件に答える場所でもないですし、現状の法制度と今後についての説明をします。

 「空き家対策特別処置法」というのが出来ていて、一週間後の5月から施行される事になっています。
 「危険家屋」などと言う指定制度が出来、従来より魚布制が踏み込んだ対応が出来る方向にはなって居ます。
 宅地は住宅が建っていると固定資産税が1/6に減免されています。
 空き家を取り壊すと土地の固定資産税が6倍に跳ね上がるのです。
 それが嫌で空き家を残しておく向きもあるのです。
 壊さないでおけば壊した時と同じ税額になるのなら、取り壊しに応じるだろうなんて思惑なんですよね。
 でも、田舎になるとそのベースの固定資産税の額が都会ほど高くないのです。
 5000円の6倍は30000円です。
 建物がなくなって安くなる税額はほぼ0です。
 そして、取り壊し費用が200万円~500万円・・・
 計算すると合いません。
 そして、土地の下落と国ですら「近々土地は大幅に下落する」と言う現状では、更地の買い手もないし。売れても取り壊し賃にも成らないこともあります。
 あなたならどうします???

 法律では所有者・相続人だけではなく相続放棄人なで管理義務をかぶせています。
 まず応じないだろうということを想定していますね。
 勧告・命令・代執行まで行けますが、果たして地方自治体がそれをやれるでしょうか?
 都市部なら代執行して取り壊し賃を払わなかったら土地を差し押さえて回収も出来るでしょうけど・・・
 家屋敷を寄付したくても受け付ける木もありません。
 文化財的価値や財産的価値があるもの以外は貰ってくれません。
 おかしな事になってしまっているのです。

 田舎では相続されずに放置され、すでに孫やひ孫の代になっている不動産が増えています。
 管理者不明、権利関係者が数十名、財産価値がゼロに近い・・・
 保障されている財産権も絡みます。
 土地税制から登記制度までを根本的に見直さないと「空き家対策特別処置法」くらいでは解決しませんね。
 20年もすれば田舎の土地のかなりの部分がそんなものになっちゃいます。
 せめて、寄付を認めてやらないと・・・
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 田舎と都会を同じ法律でくくるには色んな所で無理がありますね。
 自治体の条例でやるには荷が重い・・・憲法問題まで引き起こしそうです。
 土地神話でやって来た国の根本をいじろうというのです。
 でも、いじらないと前に進めなくなりそうです。

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by je2luz | 2015-04-24 04:27 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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