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LUZの熊野古道案内

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2015年 04月 08日

熊野の旅 熊野市の学校事情

 熊野市は面積が広く地形も複雑です。
 人口が減り子供が減れば「学校統廃合」はどこでも起きてくる問題です。
 そして、どこでも地域の反対とかで進みにくい問題です。
 しかし、昔のように推進派と反対派で町を二分して、分裂授業なんてことも減ってきたようです。
 熊野でも統合を持ち出すと父兄よりも子供居ない老齢の有力者などが反対論を持ちだした物です。
 教育的見地より「町の中心がなくなる」という理由を付けた、郷愁からくる感情論が多かったです。
 これも、学校統合が常識化してきた今の時代には減ってきています。
 あとは、どこの集まるかという争いは残りますけどね。
 でも、吸収合併が増えてくるとそれも出なくなります。

 と言うのも、子供が減りすぎて、放って置けば、何年に一回しか入学児童が居ないなんて状況が起きつつあるのです。
 小学校だと生まれた子供の数で6年先まで見えていますし、中学は12年先まで読めます。
 高校などは15年も先のお客さんが読めちゃうのです。
 田舎は天地がひっくり返らない限り、新生児の数から成長と共に減る子てゃあっても、急に湧いて出るなんてありません。
 だから、もはや、感情論が出る隙間がなくなってきたのです。

 この二日間、木本中学校と木本小学校の入学式に出ました。
 昔はそれぞれマンモス校だったのですが、今では小さな学校になって居ます。
 木本中学は入学生徒数46名・・・かろうじて2クラスです。
 木本小学校は20名で複式の対象にはなりません。
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 木本中学校はクラブ活動の関係で校区外からの入学生も入っています。
 数少ない生徒の取りっこをしてやっとこさ二クラス維持です。
 クラブ活動が維持出来ない学校が増えてきたので、以前よりは学校選びの自由度は上がったようです。
 しかし、これも都市部や平野部の町と違い、自力通学が困難な事態が発生します。
 高校はそれに合せて汽車やバスが走っていますが、中学は対象外ですし、部活をやれば乗る物が無くなるでしょう。
 道が良くなっているので親御さんの送り迎えには良くなってでしょうけどね。
 
 近年の出生数からすれば中学校は1校で間に合う時代になって来ています。
 100人で3クラスですからね。
 下手すると二クラスになるんです。
 それでも、この熊野市で中学を一つにするのは難しいですよね。
 南牟婁郡と一緒に考えても2校なんです。
 安全な高台に二校作って、スクールバスで送迎・・・
 それだけ集めれば部活も出来るでしょう。
 生徒も居ないのに部の数だけはまだ多いのですね。
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 木本小学校が残って居るのは、井戸小学校新校舎が出来るとき話題になった統合が「木本が井戸に吸収されるなんて!」という論法で歯牙にも掛けて貰えませんでした。
 多分、この論が解る人も居ると思います。
 私は木本小学校の父兄でしたが出身が小阪小学校なので部外者扱いされました。
 今年は20人居ましたが、去年は12人、その前は17人・・・全校児童数108人なんです。
 昔の1/10以下なんですよね。
 私の頃だと小阪小学校での同級生が18人居たのです。

 その小阪小学校は今は無く、飛鳥小学校(大又小学校)と日進小学校と三校集まって「新・飛鳥小学校」になったばかりなんです。
 ところが、その三校集まった飛鳥小学校今年の入学が一名だけです。
 朝日新聞・三重版に「オンリー・ワンの1年生」なんて、写真入りで載ってくる始末です。
 「教育」という観点からすれば、そうした小規模校は良くないです。
 学校の役割の一つ、「集団生活の体験」なんて無くなるし、社会で必要な「競争の原理」の体験しませんからね。

 小学校もせいぜい二つで良いのですが、中学よりも下校時間の違いなどでバス運行も大変でしょう。
 だからこそ、集落統合も考えないと、学校教育もおかしくなります。
 「我が等の集落が・・・」なんて言ってられない時代が来ているのです。
 怖いですが直視しないといけませんね。

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by je2luz | 2015-04-08 04:44 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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