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LUZの熊野古道案内

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2015年 04月 02日

熊野の旅 止めて正解だったんだけど・・・ RDF

 RDFとは・・・refuse-derived fuel と言うもので、まあ、理想のゴミ処理方法とも言われたものです。
 家庭から出る各種のゴミを粉砕し、ペレット状にして集め、発電燃料にするものです。
 そして、これが有名になったのは・・・
 三重県のRDF発電所のペレット保管用サイロ火災・爆発です。
 完全に乾いていないペレットをサイロに入れたので発酵し自然発火したのです。
 そこまでなら良いのですが、消えないからって、消火用の水を注入するということで、サイロに穴を開けに掛かったのです。
 テレビでずっと流れていたので、少しは化学をやったものの常識として、「あかん!」と言っていました。
 そして、穴が開いたら・・・
 案の定、爆発して、消防士が亡くなりました。
 こんな事で有名になっちゃったのでその先は駄目ですね。
d0045383_1942020.jpg

 熊野市が焼却炉を検討し始めた頃に、このRDFと言うものが出て来ました。
 熊野市議会に「環境対策特別委員会」を設置して色々勉強していた時なので、この理想に近い処理方法も検討しました。
 私などそういうの好きですからね。
 それに、丁度その頃、国は「新規の焼却炉はダイオキシン抑制の制御がしよい連続炉にさせる」などと言いだしたのです。
 連続炉で24時間燃やす続ければ炉の温度も下がらないので確かにダイオキシンの発生は抑えられます。
 しかし、ゴミというか燃料が大量に要ります。
 長崎県ではゴミを超広域に集める連続炉を据えてえらい目に遭って居ました。
 熊野でやるとしたら、隣の南牟婁なんかでは足りません、串本から荷坂まで集めてようやく足りるかな?と言うものでした。
 広くったって人が居ないんですからね。
 産廃をやっちゃあいかんし、やろうにも産廃すらない所なんです。

 RDFも近隣に発電所が出来るはずも無し、中勢・北勢まで運ぶなんて現実的でもないし・・・断念しました。
 そして、前倒しで据えたのが今の焼却炉です。
 予算額21億ほどでしたが、色んな動きもあり15億あまりで完成したものです。

 ところが、今は熊野市にもRDFプラントがあります。
 なぜかって??
 紀和町と合併したので、南牟婁郡が協同で作ったPDFペレット作成工場が付録で付いてきたのです。
 環境対策委員会を組織して真剣に検討して止めたプラントだけに私としては複雑です。
 紀和の分くらいは今の炉で焼けますが、「一抜けた!」と言えませんからね。
d0045383_1954042.jpg

 発電所は県とプラントメーカーとかで訴訟合戦ですね。
 もう、次のが出来る見込みもないし、この工場も止めることになるのでしょう。
 その時には焼却炉を据えなくてはならないでしょうね。
 紀和のを芝園に運ぶは良いですが、熊野の炉も耐用年数を越えています。
 全部の炉がなくなるから協同で据え直すにしても連続炉にはならないし・・・
 どんどん人は減るけどまだまだゴミは出るし・・・
 全国、同じ悩みを抱えるところが多いでしょうね。
 耐用年数15年とかを引き伸ばしているところばかりですから・・・
 原発を伸ばすよりはましですけどね。

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by je2luz | 2015-04-02 04:37 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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