LUZの熊野古道案内

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2015年 03月 20日

熊野の旅 非常勤職員とは・・・ 少子化対策とも逆行

 前にも触れましたが、今の日本は上にやさしく下に厳しい社会になって来ています。
 「一億総中産階級」などと言われた時代もありますが、そんなのは夢物語だったようです。
 民間では「派遣社員」が1/3を越す情勢で、若い人は将来の展望ももてない・・・
 そして、巷では、「役人天国」と、言われますが、役所の世界はもっとひどい有様です。
 昔は「臨時職員」と呼ばれていましたが、今は「非常勤職員」とよばれる身分の労働者が役所の中で40%ほど働いています。
 どこから見ても同じ職員、「市役所の職員」なのですが、実態は・・・
 役所ですから、給料もきちんと条例で定められ、公明正大?に運用されては居るようです。

 今、三重県の最低賃金は「753円」で、東京なら888円、愛知県なら800円です。
 三重県でも最低賃金で7時間働くと5271円、7時間半だと5647円になります。
 東京なら7時間でも5600円ですね。
 熊野市役所の場合、非常勤職員の1/3は日給5930円なのです。
 一般事務職とか学校の用務員さんがこれに当たりますし、資格の要るはずの司書さんもこの日給です。
 半分を越す人が日給6500円までです。
 役所は完全週休二日制ですから、働ける日数は一ヶ月20日足らずなんです。
 1/3の人が月に12万円以下になります。

 政府を始め地方自治体も、少子化対策だとか婚活だとか若者定住だとか言いますが、世間では一番安定して居ると言われる役所がこんな賃金で働かせているのです。
 これでは結婚して子供を生むなんて・・・
 日本ではまだまだ男の子が頑張って「嫁さんを貰う」という常識があります。
 役所の非常勤職員に男の子が応募してこないのが当たり前になります。
 こうして。役所自体が確実に定住だとか少子化対策に逆行しているのです。
 「行政のコストを下げた!」と胸を張って良いのでしょうかね?

 田舎の経済は公務員の給料とお年寄りの年金で支えられています。
 外から見ると公務員に見える人の実態がこれですし、田舎の年金生活は国民年金受給者がほとんどです。
 田舎って、お金がなくて当たり前ですよね。
 なのに・・・
 観光とかには湯水の如く・・・
 これでは、行政から市民の心が離れていっても仕方ないでしょう。
 「おんぶにだっこ」はいけませんが、優しさくらいは感じられるようにしないと・・・
 私も高齢者ですが、私の場合、まだ現役ですから役所の優しさがなくてもさみしくないです。
 若い人にも年寄りにも優しくない・・・嫌ですねえ・・・

 昔からそうなのですが、労働組合って組織も、決して下層労働者の味方はしません。
 封建時代の士農工商、更には非民を作って不満をかわしたが如く、「正職員・正社員の身分を保証して満足させる」、と言う、更に上の層の思惑に載せられてきましたからね。
 それでも、かつては労働者の待遇改善に役だったのですが、今じゃあ、労組はどこへ行ったのやら・・・
 学園紛争時代、ノンポリだった私でもおかしく思います。

 今の政府の動きはますますこれを助長するものですね。
 社会がおかしくなっても不思議じゃないでしょう。
 難しい問題ですが、これを改善するはずの行政の実態がこれでは・・・
 熊野市だけの話では無く、全国の自治体同じだと思います。

 こんな風に考える私は「赤」なのでしょうか?
d0045383_22572611.jpg

 神川のさくら祭は4月5日・日曜日 旧神上中学校 雨天決行 で行われます。
 当日は「県道七色峡線」は通行可能になっています。
 満開かどうかは毎年賭ですね。
 私も出掛ける予定です。

  
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熊野市周辺地図です


by je2luz | 2015-03-20 04:20 | 熊野 | Trackback | Comments(7)
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Commented by wankoya at 2015-03-20 06:06 x
もう一年、早いですね、桜の季節です
熊野市内から小森へ行く道を教えていただけませんか?
Commented by je2luz at 2015-03-20 21:34
小森ですね。
育生での分かれ道が・・・
分かりよいのは、五郷ー(169号)神川ー七色ダム堰堤ー和歌山県北山村ー大沼の手前の橋を渡り三重県側へー三重県側に渡ってすぐの三叉路を右折ー育生町大井経由ー小森まで一本道・・・ でしょうね、
 北山村大沼の手前で渡る橋は、ダムを過ぎて川沿いに走って二本目だと思います。
 三叉路を右折してからは対岸に和歌山県北山村大沼が見えています。
 少し走ると道から右に下に吊り橋がありますが無視して下さい。
 小森の入り口まで道なりですから・・・

 中心部からなら井戸ー瀬戸ー神川ーダムサイトのコースが早いです。
Commented by je2luz at 2015-03-20 21:38
この地図使えるかな?

https://www.google.co.jp/maps/@33.9363458,135.9692474,15z
Commented by wankoya at 2015-03-21 06:52 x
高速で熊野まで行って神川のコースにします
ありがとうございました
神川、赤倉。丸山千枚田のどれにしようか考えていました
「さくらまつり」の幟を見つけたら行けると思います
小森は何もない日に2回紛れ込んだことがありますが、入った道も、出てきた場所も、地図を見ても思い出せません・・・
(小船は大河内←走ったことがあった、から行って湯ノ口で帰りました、標識を見たので)
Commented by je2luz at 2015-03-21 09:33
神川、育生、紀和の山道は不思議なくらい繋がっています。
紛れ込んでもどこかに出られます。
山が険しいですが、険しいだけに集落間を結ぶ道しかないのかも知れません。
通行止め区間は無くなったとは思いますが、気をつけて走って下さい。
Commented by wankoya at 2015-03-21 15:45 x
熊野の山「道は不思議なくらい繋がっていて紛れ込んでもどこかに出られる」とは言い得て妙です
私は「風の王国(五木寛之)」を思い出しました
山国熊野の魅力のひとつではありませんか?
私は旅行好きで、好んで地元紙に目を通します
先だってヨシクマか南紀新報で地元勉強会というか「赤木城を観光バスがいっぱい来るような観光地にしたい」という記事を読んで(印象です)ちょっと違うと思いましたが、山の中で道がつながっていると聞いて、思いつきました
紅天女のふるさと、梅の谷があっても良いんじゃないかと
少女マンガの古典「ガラスの仮面(美内すずえ)」です
奈良県天川村モデル(モチーフ)説がありますが、梅の谷はありません
梅の谷は紅梅でなくてはなりませんが、農業の話になると白梅になってしまうのです
車で走っていて梅の改植を見たので、思い出しました
赤木城に車を置いて、山道を15分くらい歩くと梅の谷がある・・・イメージが広がります(車では行ってはなりません)
地形は香りが溜まる窪地でなくてはなりません
空は遠くに小さく高くなくてはなりません
アクセスは志摩市磯部町の伊勢道路から歩いて天の岩戸へ行く感じで、窪地は津市しろがね梅林(ごみ焼却場隣)の感じです
長々書いてすみません、同じ道をぐるぐる走って「もう帰れないのではないか」と心細くなったり、「(手書きの標識に)信じて行くしかない」と走り込んだり、濃い土地だと思います
小森には気をつけて行きます、晴れたらいいな!
Commented by je2luz at 2015-03-25 00:21
紀伊半島南部、熊野の山には湖がほとんどありません。
川はもの凄く迂回しながらでも、熊野川に合流して行きます。
その関係で川を下ると行き止まるなんてことがありません。
瀞八丁のようにどうしようも無い絶壁を除くと谷を目安に登って、低いところで峠を越せば次の集落へたどり着けるのでしょう。
古からの道も差ほど山が深くないので発達したのでしょうね。
それが道路時代になって活かされて今のような編み目が完成したのでしょう。


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