昨年度平成25年度は「高速道路完成記念」
今年度平成26年度は「世界遺産指定10周年」というタイトルで一億円、一億三千万円と気前よくイベントの山を築きました。
一部、いくら何でもと言うことでやめた物もありますが、市民の評価は…
私の機関誌やブログのせいではないですが、決してまともに評価されませんでした。
さて、次の年度、4月からの平成27年度は???
大きなタイトルは。「紀和町合併、新熊野市誕生10周年」くらいしか無いように思います。
これについては「式典」の計画はあるようです。
合併して何が変わった??
紀和町の人に言わせると、「合併してろくなことは無かった」・・・
旧熊野市の人に言わせると、「合併しても何も変わらん」・・・
書類の書き直しなどを含め多大な費用を掛けて、大きな面積の領土とほんの少しの市民を手に入れたのですが、この十年で増えた分の人口は消えちゃったし・・・
紀和町時代からの物を受け継いで「特別会計」なんてのも増えたし・・・
大きくも無い役所機能が分散しちゃったし・・・
メリット?
「合併債」なんて一寸有利な借金方法が増えたことでしょう。
それが、市民に役立つような物に当てられたのなら良いのですが、あまり要らない所へ「金か来るから・・・」とばかりに入れちゃった感もあります。
「過疎債」のほとんどは国が補填してくれますが、15%程は自己負担ですし、やったことのランニングなどは自己資金です。
つまり、後年度負担が増え続けるのです。
市民の皆さんはそれを恐れています。
それは決して的外れではありません。
まだ、目玉が出て来ません。
いや、へんてこりんな目玉なんか要らないでしょう。
役所が考える、目玉や看板で役に立ったのってほとんどありませんからね。
それでも、何かぶち上げたいのかな?
何時も言うように。あと20年30年すると、田舎の土地神話なんて跡形も無くなり、幽霊のように固定資産税だけかかる不動産が市内の大部分を占める筈なんです。
もの凄く怖い話です。
行政側は我々以上に直視したくないはずなのです。
しかし、今すぐに直視して、計画的に軟着陸させないといけません。
土地神話に取り付かれた市民の頭を切り換えるのは大変ですが、それでも着手しないと、「消える市町村」のトップを走ることになります。
社会資本の統合・集約
集落の廃統合
そこまで視野に入れないといけない所に差し掛かっています。
お遊び・イベントが活性化だなんて言ってられないんですけどね。
それは、住民の福利厚生として必要な物で活性化じゃあ無いです。
この広くて横のつながりの悪い、辺地で、あちこちでぽつんぽつんとやった所で、続きません。
発想の大転換
コタンのような集まりを再構築しないと駄目でしょう。
もの凄い労力と金が掛かる事業になりそうです。
住宅地図に近未来の予想で☓印を入れたら・・・
恐ろしい現実が見えますよ。
周辺部だけでは無く市街地でも起きます。
それに着手出来るのは行政だけなのです。
やる気になるかなあ???
今までの常識では「格好悪い施策」ですからね。
公務員的発想では無理でしょう。
今でも檻の中に人が暮らすような状況ですが、それなら、格好良く「アラモの砦」のようにみんなで集まって助け合って生き延びるのはどうでしょう?
それ位になれば釣られてやってくる変人たちも居るのではないでしょうか?
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