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2014年 12月 24日

熊野の旅 獅子岩・鬼ヶ城 天然記念物の風化 1

 鬼ヶ城と獅子岩は吉野熊野国立公園が出来たときにその中に含まれました。
 そして、鬼ヶ城も獅子岩も同じ時期の地殻変動で海底から浮上してきたものだと言うことで「天然記念物」に指定されました、
 その扱いでは「獅子岩」は「鬼ヶ城」の付帯物の扱いだったと思います。
 この二つは鬼ヶ城の浸食跡と獅子岩のが同じ高さというのが指定理由で、「格好良い」とか「狛犬みたい」なんてのは含まれていません。
 国立公園指定の方では「名勝」「奇岩」は理由にはなったでしょうけど、「天然記念物」としては関係ない話です。
 地元が申請したときは、建前が今行った理由ですが、本当は「形」の面で指定して欲しかったのだと思います。
 「天然記念物」とか「文化財」なんてのは、観光看板としては少し役立つのですが、実際は邪魔なことも多いのです。
 住居が「文化財」に指定されると改装もままならず、可入れも付かないってことが多いのも良く報じられますね。
 鬼ヶ城と獅子岩も結構邪魔なのですよ。

 獅子岩の顔は波と風の浸食で形が出来ました。
 鬼ヶ城も同じです。
 獅子岩の顔、顎の部分は私が知っているだけで二回欠けて落ちました。
 鬼ヶ城ではつい先年、千畳敷の天井から一トンもあるような岩が落下しました。
 これらは人の居ないときに落ちたので事故にならず、問題にもなっていません。
 そんなに簡単に落ちる物では無いにしても、私が二回も知っているなんて怖い話ですよ。
d0045383_19301261.jpg

 鬼ヶ城も獅子岩も御影石が風化したような「石英粗面岩」という、砂岩のような感じの岩で出来ています。
 風化していない分はもの凄く硬いのですが、表面に見えている少し黄色っぽい部分は、手で撫でるだけでもパラパラ落ちるくらいです。
 要害山の急傾斜工事などで状態が推測出来るのですが、表面から30~50cm程は風化しています。
 そこには粘りが無いのですから、限度を越えると出っ張り部分がいきなり落下します。
 山崩れなどと違い何も無いときにでも外れて落ちます。
 要害山では私が中学くらいの時、出っ張りがいきなり落ちて家を押しつぶしました。
 幸い、家に人が居ないときなので人身事故にはならなかったのです。
 欠けた跡は今もありますが、ヒビがある所から掛けたわけではありません。
 怖いものです。

 「天然記念物指定が邪魔になる」と言う事の意味を次に書きます。
 これは市議会議員の私と熊野市観光課とで昔調べた結果でもあります。
 規制緩和が多いとは言え、この方面は変わっていないはずです。
                             ー続くー

  

  

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by je2luz | 2014-12-24 04:36 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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