LUZの熊野古道案内

je2luz.exblog.jp
ブログトップ
2014年 12月 17日

熊野の旅 金山神社「しめ掛けの日」 2

 金山神社の「しめかけ」に関する、岡本先生の記述は古老からの聞き取りの形で、今と同じ12月1日と15日に75ヒロのしめ縄で行うと書かれています。
 その記録は1972年になって居ますから、40年以上前から変更していませんね。
 地家中出る行事としては日にちを守っているののは少なくなっていますから貴重ですね。

 昨日載せた写真の縄が75ヒロのものです。
 実際は計らないようなので、今年のは上組と下組で長さがかなり違ったようです。
 要するに、ぐるりと回らなかったら困るだけなのでしょう。
d0045383_20221894.jpg

 スタートは社に向かって右側にあるイチイガシからです。
 そこにくくりつけたら社殿の石垣の外をぐるりと回るのですが、三年前の12号台風による水害によって、この神社の裏手の谷が暴れたので、社叢の一部が流失してしまい、石垣ぎりぎりまで山が亡きうなっていますので、綱を持って歩くのも危険な状態です。
 災害復旧工事も三年を越えてようやく着手した所です。
 この三年間に大水が出なかったのは幸いですね。
d0045383_20225174.jpg

 この縄を回す役は「比較的若い」人がやって居ます。
 「青年団」のような若い衆は平日では出られないでしょうし、近年金山に引っ越してきた新興住宅地の住民しか若い人はあまり居ないでしょう。
 金山は高台でどんな津波でも大丈夫なので近年家を建てる若い人はここに登ってきます。
 昔は水が亡かったはずですが、「里創人・熊野倶楽部」とか「市の造った宅地」「工場団地」(売れていません)の関係で、上水道も一応大丈夫になったはずです。
d0045383_2023566.jpg

 この「しめかけ」が二回行われるようになった謂われは、もともと、12月1日の例大祭に行われていたのですが、昔。12月に大火事があったそうで、それ以来、「火伏」を祈願して、行われるようになったそうです。
 この「縄ない」から縄を張り巡らせる「しめかけ」は村人が行い、この作業中に拝殿では神事が行われています。
 神官とは別の行事なのかな?
 多分に「民間信仰」の影響があるのかも知れません。
               ー続くー

  

  

   ブログ村参加しました。 ポッチ よろしくお願いします。

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 三重県情報へ

にほんブログ村

    




    

by je2luz | 2014-12-17 04:42 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://je2luz.exblog.jp/tb/21395935
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


<< 熊野の旅 金山という所 金山彦命      熊野の旅 土着行事の宝庫 金山... >>