LUZの熊野古道案内

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2014年 12月 03日

熊野の旅 木本と少し違う 羽市木堤防 有馬堤防

 私がずっと関わってきたのが、木本堤防です。
 井戸川の河口、カルバートから南は、井戸「松原堤防」、その先、獅子岩から花の窟神社までは「羽市木堤防」、更に先は「有馬堤防」になります。
 海岸で言えば、木本堤防と松原は港湾の中です。
 獅子岩からは一般的な海岸になるのです。
 
 一見なだらかで同じ海岸に見えますが、所轄が違うし、堤防の形が随分違って居ます。
 松原は国道が堤防を兼ねていますから、様子が違います。
 そして、どう言う訳か立派な飾り階段が二箇所もあります。
 これは今の治世になってからです。

 羽市木の部分は「階段堤防」と言う、観光を兼ねたような構造で、海の側が階段になって居て、浜に下りよいようになって居ます。
 新しい堤防なのですが、ここの堤防は他より低くなっています。
 作る時に地元の市議会議員で海岸浸食を非常に気にしていた人が、「高さが他より低い」と盛んに抗議したのですか、「国道を走るバスから海が見えない」などと言う、「安全より観光」と言うような回答で今の高さになってしまいました。
 この階段堤防は防波効果は波返しのある通常のものより弱いようです。
 現にこの堤防は羽市木の花の窟神社側で、何度か波が越えています。
 幸い人家などに被害はありませんでしたし、一時より少し浜が太ったので近年は越えた話は聞きませんが、元のように痩せれば越えるでしょう。

 花の窟神社を過ぎた所からは、暫く、古い規格の堤防が続きます。
 波返しの無い堤防です。
 これの外側に波返しを付ける改良も少し行われていますが、堤防天場には浜側にも立ち上がりがありません。
 波返しの無い時代は「転がり落ちる」でしたが、改良後は「落っこちる」になっていて危険な状態ですが、手つかずです。
 この区間でも波は越えています。
 落下防止も兼ねて1m程の立ち上げを作るべきでしょうね。

 2Km程先の所に堤防の無い区間があるので、そこの構築が優先されるのは仕方ないにしても、30年も余って放置されています。
 運輸省と建設省の違いも以前にはあったのですが、今は同じ国土省です。
 
 有馬堤防が木本堤防より進んでいるのは、「樋門が全て閉められていること」です。
 浜に面した家が無い、町が無いので閉鎖しよかったこともあるでしょうし、狭いながらも浜に降りる階段も設置されていましたからね。
 そうした対策が遅れこんだ代わりに、木本の階段は二人並んで上れるものです。
 ここまでやっても、木本では締め切ると文句を言う人が出るでしょうね。
 「安全」「防災」より「見場」などを唱える人が居ます。
 「木本に浜風が入らなくなる」と言う人まで居ます。
 年に一度も浜など来ない人や、全くここに縁の無い他所の人とか・・・

 浜から民家までの距離があるので問題が起きにくいのが有馬堤防ですが、数軒は高波の経験があるようです。
 無堤防区間が無くなったら、考えて貰わないと・・・
 そして、歩く人がめっきり増えた、堤防ですから、浜側の立ち上げの無い区間の解消もしないと、落ちて怪我したら工事費ほどの賠償問題になります。

 「七里御浜堤防を東海遊歩道に・・・」
 30年ほど前に提言したことですが、まだ、そのレベルまで行っていません。
 「万里の長城」って、よく作りましたね。
 「七里の長城、いまだ完成せず!」
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by je2luz | 2014-12-03 05:20 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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