LUZの熊野古道案内

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2014年 11月 24日

熊野の旅 育生大森神社 どぶろく祭り

 古くは鎌倉時代からだとも言われる「どぶろく祭り」です。
 アルコール専売のうるさかった時代にも、その伝統故で許可を貰って継続してきたようです。
 神社脇の小さな小屋が醸造所のようです。
 冷暖房など無く、自然の気候そのままに任せるので、飲み手に言わせると、年によって味が変わるとか・・・
 毎年、「今年は美味しいどぶろくが出来ました」という挨拶を聞きますが・・・それぞれのおいしさでしょう。
 営業用の酒じゃ無いので、それも、面白味なのでしょうね。

 大森神社の祭りはこのどぶろくが目玉になって居ます。
 朝からきちんとした神事があります。
 社殿は小さめで、祠に近いのですが、実に丁寧に最後の「撤饌」まで行われています。
 七五三のお祓いもやって居るようですが、どう言う訳か、「神事」の方のお参りは少ないです。
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 杉木立の中の社殿周辺は寒いです。
 今年は暖かめだったので火は燃やされていませんでしたが、毎年、火を焚いて拝殿に入っていない人は暖を取っています。
 しかし、「寒いから」が理由でなさそうです。
 やってきている人のほとんどは、「どぶろく」目当てなんですね。
 神社横の広場では、地元の人達が「おでん」「猪鍋」「焼きそば」など売っているのですが、ここの祭りでは外部から来る人も、昔の村祭りのように、重箱にご馳走を詰めてやってくる人が結構居ます。
 広場に広げられたブルーシートに思い思いに陣取って酒盛りをします。
 神事は10時ごろから、どぶろくの販売は12時ごろから・・・
 客の目当ては二時間遅いのですから、神事に間に合わないのは一向に気にしないのですね。
 それもいいでしょう。
 謂われはどうあれ、神様の前でも無礼講でしょう。
 残念ながら、私は運転するので一滴も飲めません。
 「祭りで飲むこと」と限定した醸造許可なので持ち帰りは出来ません。
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 ここ数年はこの祭に出かけて居ますが、今年ほど上天気に恵まれることも少ないです。
 しかし、上天気の元でのお祭りでも。やはり、目立つのは高齢化と過疎ですね。
 まだ、売店も維持できていますが、これを維持する為に人手が割かれ、神事の方にも人が出せなくなりつつある感じです。
 
 観光パンフレットなどには「どぶろく祭り」が載せられています。
 簡単な祭りのようですが、勝手に作ってはいけない「本物のどぶろく」が飲める祭りで、珍しい物ですからね。
 以前からテレビの取材も毎年入っています。
 熊野市の一つの目玉なんです。
 しかし、「大森神社のまつり」と言う事なので、文化財的であっても役所の手助けは入っていません。
 同じ日にしないで行われている市民が頑張っている「お祭り」は全て自前です。
 そして、「イベント」となれば、補助金は入るし、トランポリンの貸し出しや職員の応援まで・・・
 少し、違和感を覚えます。

 「補助してくれ」とは言っていないのでしょう。
 でもねえ・・・
 守るべき「民族的行事」なんですがねえ・・・
 えらい人が出席して玉串を供えて・・・
 それでは力にならないんです。
 せめて、同日に「イベント」をやって、間接的に邪魔をすることくらい控えて欲しいですね。
 少ない「見込み客」しか居ないのですから・・・
 こうした所でも「民業圧迫」が現れます。


     

  

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by je2luz | 2014-11-24 05:02 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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