LUZの熊野古道案内

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2014年 11月 18日

熊野の旅 熊野の名勝 自然が作りしもの 近寄り難し

 熊野市は風光明媚な所だと言われます。
 七里御浜とか獅子岩のように国道のそば、平坦な場所にあって、ちょいと立ち寄れば、ガイドブック通りの景色に触れられるものもあります。
 熊野市の場合、人間の作った「名所」なんてほとんどありません。
 なにしろ、神社でさえ、「日本最古の神社」などと言われる「花の窟神社」には社殿も拝殿も無い位なのです。
 神社でさえ「自然信仰」なのですし、熊野の自慢する観光資源は、この急峻な山岳地帯と複雑な海岸線だからこそ生まれた、自然そのものなのです。
 つまり、本物には近づきにくいのです。
 奥吉野や大峰山ほどではありませんが、「観光地」とは言い難い所が多いです。

 昔からの「名勝」で「吉野熊野国立公園」の立役者、「鬼ヶ城」でもそうなのです。
 観光客が見に行く「千畳敷」でも、以前は大変だったのです。
 コンクリートの橋を架け、自然の岩にトンネルを開けちゃって・・・
 私が子供の頃までは、木で作った桟道で結ばれていたので、一寸した波でも危なくて近づけなかったのです。
 天然記念物・鬼ヶ城の一部に穴を開けたのですから大したものです。
 国に「穴を開けて良いですか?」とお伺いを立てたら、「駄目!」と言われたのでは無いでしょうか?
 ユネスコなら「取り消し」になっちゃうかも知れません。

 他には・・・
 「楯ヶ崎」・・・柱状節理の岩が有名な二木島の先の磯?島?
 「大丹倉」・・・断崖絶壁、山伏修行の場、育生町丹倉
 「表丹倉」「ガンガラ滝」などの育生山中の地元推薦の名勝
 紀和町木津呂の「北山川の大蛇行」
 運が良ければ富士山の見える「矢ノ川峠」
 行けば誰もが感心するような光景でも、よほどのマニアで無ければ行こうともしません。
 パンフレットには載っているのですけど、知床の海岸より見る機会が少ないものかも知れません。
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 名勝地の中では、熊野の大看板・・・
 「鬼ヶ城」が近年、まともに近づけなくなっちゃっています。
 三年ほど前に周遊道路が流失してしまい、2年ほど「立ち入り禁止」になって居ました。
 そして・・・
 復旧が終わって、観光協会も自慢げにHPに載せて・・・
 すぐに又壊されました。
 「通行不能になりました」の告知記事と「開通しました」の自慢記事が同時に掲載されるという恥ずかしい状態が少し続いたり・・・
 今の所、完全に復旧されると言う見込みは立っていません。
 確かに、場所が場所で工事はしにくいのですが、「観光立市」というなら変な花火やイルミネーションよりは市民も納得する金の使い方だと思うのですが・・・
 「見解の相違」と言う切り札を切りまくるお人では・・・
 「鬼ヶ城の良さ」はあの荒磯のそばを歩いて、千畳敷から西口に抜けてこそ味わえるのです。
 時間があればの話ですが、時間があっても回れない・・・
 なのに、東口で「金だけ使え!」・・・
 それはないでしょう。
 こころがあるのなら、お客様の満足できる手段位用意しておかないと・・・

     

  

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by je2luz | 2014-11-18 05:00 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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