LUZの熊野古道案内

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2014年 11月 16日

熊野の旅 今からがベストシーズン 古道の峠越え

 北の国では暖炉がフル稼働でしょう。
 ここ南国熊野でも朝晩は日によって寒い位です。
 私は「熊野のハワイ」に住んでいますが、それでも、肌寒い日もあります。
 8Kmほど走って、佐田坂を登り切り、「小阪トンネル」を抜けると・・・
 小説だと「雪国」なのですが、雪の降らない寒冷地、「熊野のチベット」に入ります。
 飛鳥とか五郷とか、山間部は緯度とか海抜の割りに寒いのです。

 うまい具合に、「世界遺産・熊野古道」は山越えの峠道なのに、山間部には入りません。
 尾鷲からは海岸線の下り尾根を幾つも超えて、熊野、木本までやって来ます。
 寒冷地の大台ヶ原、大峰山系からの風の来ない斜面ばかり通っているのです。
 海のそばの斜面を横に這うのですから、山道なのに海抜も低いし、基本的には暖かいのです。
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 「古道歩き」って、そんな道を歩くのですから、険しくは無くても坂道ばかり・・・
 だから、体が温まります。
 普通の場所の「ベストシーズン」では少し暑いのです。
 他だと寒い、今からのシーズンの方が歩き良い位です。
 道が氷る心配も無いし、雪に閉じ込められることも無いし・・・
 典型的は表日本の気候ですから、これからは、雨がすごく少ないです。
 予定を立てるには好都合だらけです。
 「熊野市市民運動会」は三年連続で降られるという特異なものですが、その日を外せば・・・
 ???
 こんな事書いたら、教育委員会と体協に叱られるかな?

 これからの世界遺産巡りは絶対にここですよ。
 さほどうまい名物も無いですが、「さんま・さいれ」は冬のものです。
 他所の人は、「サンマ」=「秋刀魚」で秋の魚だと思っているでしょうけど、熊野では冬の魚なんです。
 どうせ当て字なら「冬刀魚」って書いちゃえば良いんですよね。
 「冬刀魚」=「さいれ」って読ませれば熊野らしくなりそうです。

 高菜も冬野菜です。
 正月頃には新漬けが出ます。
 同じ緑色でも、冷凍してあったものと新漬けでは「辛さ」が違います。
 
 熊野が自慢できる二つの「熊野の味」は冬が旬です。
 寒くないので「キリタンポ」のように鍋じゃ無くてはなんてこと無いのです。

 山でも浜でも、たき火しちゃあいけないですが・・・
 浜は国際法で禁じられていますしね。(原則論)
 高菜の「めはり」を片手に、「さいれの丸干し」を枯れ枝や杉芝で焼いて・・・
 最高の昼飯なんですけどね。
 「牡蠣小屋」ならぬ「干物小屋」を作って食わせる方が「イタリアン」よりは良いだろうって言うのですが・・・
 古道歩きの人が少ないので一寸商売にはなりにくいのですが、少し有名になれば・・・
 干物食い放題+めはり食い放題・1500円?・・・「さいれの寿司」「ウルメの寿司」は別途料金・・・
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 「まあ、来てみやんし!」
 「食べてみやんかえ?」
 「うまいでー」

 これの返事は・・・
 「まーあ うまいにゃあ!」
 熊野の「にゃあ言葉」を使えば、猫も喜びますよ。

     

  

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by je2luz | 2014-11-16 04:21 | 熊野 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 池田芳弘 at 2014-11-17 14:28 x
枯れ枝や杉芝で焼く、最高ですね。都会では逆立ちしてもまねできません。

和歌山に来て外食や惣菜が2~3割程度、大阪に比べて高いのに驚きましたから、デザートにみかんも付けて1,200円が良い線だと思います。

9月に熊野へ行きましたが、ならではの食事をするのは意外に難しいと痛感しました。これは都会者にとって夢の食事です。
Commented by je2luz at 2014-11-17 22:17
田舎は給料安の物価高です。  質素に暮らすことが出来るだけですね。
田舎では食堂・民宿・旅館などでは、「田舎くさい料理」を出すのを嫌がります。
いくら言っても固定概念ですね。
田舎の海水浴に来て、「今日はトンカツ」「明日はエビフライ」・・・「朝飯は生卵に味付け海苔」 よそ並にしたいのだそうです。
だから、なかなか本当の地場の物が食べられません。
料理屋では一ひねりも二ひねりもした、「郷土食もどき」を出しますしね。板前の腕によりを掛けて壊しちゃいます。
田舎料理は素人の婆ちゃんが作って食べてきたものですし、紀州では貧乏人の食い物ばかりなんですからね。
そのまま出しちゃえば都会の人は喜ぶのにねえ・・・

私は外国に行っても駅前食堂や道ばたへ座り込むような所で食べます。
それが本当のその国ですから・・・
メニューも読めないけどなんでも食べられますから・・・


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