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2014年 10月 19日

熊野の旅 空き家問題

 今は全国的に空き家の増加で困っているようです。
 田舎だけでは無く都会でもどんどん増えているとか・・・
 一説には18%位まで言っているのでは無いかなんて聞いたことがあります。
 前にも書きましたが、固定資産税の仕組みから、不要な家が空き家のままで残されるのです。
 居住用建物があると言うことなら税金が安くなります。
 要らないからと言って取り壊すと、取り壊しの費用が小さな家でも200万~500万とか・・・それに税金が何割も上がる・・・
 熊野でも一杯空き家、廃屋が増えています。
 空いていても貸さないというのが多かったのですが、最近では貸せないようなのが増えています。
 それでも壊しませんね。
 重機で取り壊せる所でもやらないのに、手作業で運ばなくてはならないような路地だらけの所ではどうしようも無いです。
 そして、例え取り壊しても建築基準法に合致するだけの道路に面していないので新しい建物など建てられません。

 私が機関誌をポスト入れしている道筋でも、そんな所が一杯あります。
 何十年も手入れされていないような家でも立っては居るんです。
 自立しているのでは無く、もたれ合い支え合って居るのです。
 かつてそこに住んでいた人達がそうであったように、人が居なくなった空き家同士が・・・

 田舎に目をやると、もたれ合う隣が無いので、棟が下がり、軒は崩れ・・・
 それでも取り壊されません。
 田舎と言えども壊した家は産業廃棄物です。
 昔のように近所の人が焚き物、薪に貰ってくれるでもないですからね。
 風呂屋さんも引き取ってくれないし・・・

 最近目立つ物・・・
 築後10年とか二十年の新しい建物の空き家が出て来ています、
 退職金で建てた家でしょうかね?
 子供達はこちらに居ないし・・・
 熊野市なんて世帯数でも9700とかなのに、そんな空き家がごろごろし始めました。
 田舎は財源が少ないので固定資産税が高いです。
 こちらに居ない子供が住みもしない家の固定資産税を払い続けるのは大変だと思います。

 かつての新興住宅地は深刻になりそうです。
 千里ニュータウンほど巨大では無いですが、同じ年代の人が購入したので、同じように歳を取り、順番に空き家になるのです。
 分譲されて年代ごとに進行度合いが別れていますね。

 こうした状況は、こつこつと歩いて、一軒一軒ポスト入れしているので自分の目で確かめています。
 数えはしませんが、町場の比較的新しい空き家でも100軒ではきかないでしょう。
 廃屋みたいな空き家は、町場、田舎を合わせれば数百軒単位でしょうね。

 「空き家活用」などと言いますが、権利関係も含め生やさしいことでは無いです。
 日本人の土地信仰と家は財産と言う概念が変わらないと・・・
 それに、家屋敷を売るのは恥だという常識も邪魔をしますね。
 さらには、登記手続きも大変なんです。
 銀行がやたらと家屋敷に抵当権を設定してあるし・・・
 不在地主、不在家主では手が着けられません。
 価値がなくなってきた所では、帰ってきて手続きする費用も捻出できないのです。
 先行きが見えた日本ですから、土地関係の税制や登記制度などを根本的に見直さないと、大変な事になりそうです。

 今の所、地方自治体は不要な土地での「物納」は受け取らないようです。
 どんどん、相続放棄が増えるでしょう。
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by je2luz | 2014-10-19 05:40 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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