LUZの熊野古道案内

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2014年 08月 26日

熊野の旅 「熊野道路」 大きな障害物になるかも

 昨年だったか、鵜殿を通らずに紀宝町から熊野大橋に繋がるバイパスが通行可能になりました。
 このバイパスは熊野大橋と一緒に計画されたのですから、私が大学の頃です。
 用地買収などが焦げ付いて半世紀かかったのです。
 その半世紀の間、鵜殿駅前には商店もビジネスホテルも出来て、そこそこ繁盛していました。
 バイパスのトンネルに着手する時になって、その商店などが「バイパス反対」を改めて言いましたが、止まるはずも無し・・・
 バイパスが出来てからはそこを通る車は激減したようです。
 私もたまに新宮に行く時、もう、鵜殿警察(現・紀宝署)の前は通りません。
 通ったからって、飯を食ったり買い物したりはしないですけど、希にリサイクルショップを覗いて居たのに最近は通らないので覗きません。
 バイパスを外れてそっちを通っても所要時間の差は5分もありません。
 でも、これが現実です。

 昨日書いた「熊野道路」・・・国道42号線バイパス・・・これだって、大泊で下りて熊野市外を走った所で時間は3分ほどしか変わらないでしょう。
 でも、その頃には尾鷲市内も繋がっているでしょうから、大阪・名古屋・松阪から高速を走ってきた車は、この区間をそのまま走って、久生屋・金山まで行ってしまい、熊野市内は見えないままです。
 まさに、「バイパス」です。

 「熊野尾鷲道路」の完成でも、入り込みの効果より、ストロー現象の悪影響の方が大きいのでは無いかと心配しました。
 そして、その人の立場によって受け止め方は違いますが、「ストロー現象」を嘆く人が一般市民に結構多いです。
 その対策は難しい物です。
 尾鷲までコーヒーを飲みに行くのを止められる??
 道路は無料だし・・・
 熊野市のおもてなし施設よりはコーヒーも確かに美味しいし・・・

 でも、今度の高速延長はこんな物じゃ無いです。
 今までやって来た観光箱物を根底からぶっつぶす可能性もあります。
 それで無くても、当初から大赤字が見えているのに・・・
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 これしきの古商家を改造した「おもてなし館」で、通り越した客を引っ返させようと言うのも虫が良いでしょう。
 高速「熊野尾鷲道路」が出来て、入り込み客が増えたはずの今でも、毎日前を通っても特殊な日以外は人の姿無しなんです。
 鬼ヶ城センターの食事が少し良くなったからって、Uターンして食いに来いとは・・・

 去年は「高速完成記念歓迎イベント」に一億円放り込んだのですが、今度は、祝賀じゃ無いんです。
 開通までの数年で、どれだけ、旅行業者に食い込んでおくか・・・日本人に「熊野市」を知らしめるか・・・

 「何かある」と言って売り込むのか・・・
 「何も無い良さ」を売り込むのか・・・
 「何も無い良さ」を知って貰うには、住んでいる人の心が解って貰えないと無理でしょうね。
 「気は悪くないけど言葉がきつい」・・・
 でも、下手な標準語化・マニュアル化した「おもてなし」ほど嫌らしい物は無いでしょう。
 じっくり腰を据えてやるっきゃ無いかな?
 私も口が悪いし・・・

 ここは「ばさま」「じさま」と「おばやん」「おじやん」の出番でしょう。

 「語り部」ではなく「しゃべり部」が一杯必要でしょう。
 いまでも、街角には一杯出てますよ。

 「まー にいさん。 ドッから来たん?」
 「茶ーでも 飲んでかんかえ!」
 「そこの ねーさんも 飲んでかんしー」
 「銭くれなんて 言わせんさかいー」

     
  
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by je2luz | 2014-08-26 07:49 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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