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2014年 08月 07日

熊野の旅 お盆 2

 初盆で思い出しました。
 私が子供の頃、飛鳥では「百八松明」(ひゃくはったい)がありました
 日蓮宗の家だけだったように思いますが、初盆の家まで墓から108本の松明を灯すのです。
 迎え火の大がかりなやつですね。
 家と墓の距離によって間隔は当然変わります。
 お墓からの道の脇に立てるのですが、小阪などだと家並みなどありませんから田んぼに立てましたね。
 乾いていると、松明の火が稲に落ちるので気を使っていたように思います。
 あまり良く覚えていないのは、小阪には日蓮宗の家が少ないので、初盆がそんなに無かったのです。
 そして、大人になる頃には「百八松明」の習慣が無くなったように思います。
 松の赤身を割って竹の先に付けたものを108本作らなくてはなりません。
 そして、その大きさも、墓から家まで点火するまで燃えなくてはならないのでそこそこの大きさも要ります。
 夕方までに立ててもある人と、夕方、点火して回ってくれる人も確保しなくてはならないし・・・
 と言う事で、この習慣はいつの頃か消えたようです。

 初盆で無い家も13日にお寺さんへ仏様を迎えに行ったり、夕方には「迎え火」を焚きました。
 木本でもほとんどの家で迎え火を焚いていたのですが、これも減ってきていますね。
 15日には「送り火」を焚き、仏様を送りました。
 飛鳥などでは川に流し、木本などでは海に流しました。
 お供えなども一緒に流しますが、今流に言えば「水質汚濁法違反」でしょうね。

 迎え火、送り火をする家が減ったからでしょうね、昔は町の八百屋からスーパーまで、お盆の頃になると6寸位の長さの松の赤身を割ったものが売られていたものです。
 今でも売っては居ますが、こぢんまりですね。
 核家族化して家に仏様の無い家も増えていますからね。
 我が家も随分前から火は焚きません。

 8月15日頃って、台風の余波の波が大きいことも多くて、夜の海へ流すのって結構怖いんですよ。
 テレビでやってるように水に浮かべて・・・なんて悠長な物では無く、波打ち際に置いて必死で逃げるなんて年もあります。
 仏様を送っていって、そのまま「補陀落渡海」では洒落になりません。

 お盆と言えば「盆踊り」です。
 昔は15日位から20日くらいまで、毎晩どこかでやって居ました。
 この南紀州は、「やっさのせ」です。
 音頭の内容や節回し、所作などは色々ですが、囃子詞の。「やっさのせー」が共通なので、この辺の盆踊りを「やっさのせー」と呼びますね。
 北海道でも、十津川村が集団移転した「旧・新十津川村」の盆踊りは「やっさのせー」らしいです。

 「やっさのせー よやさのせー」
 「やっさのせー どっこいさのせー」
 「やっさのせー よいとまかしょー」
 色々変わるようですが、「やっさのせー」は変わりませんね。
 踊りも変わりますが、音頭が単調でノンビリですから、どことも単調な踊りのようです。

 飛鳥町神山 光福寺 には「じゃじゃっく」と呼ばれる盆踊りがあり、市の無形民俗文化財になっています。
 昔はあちこちのあったようですが、今はこのお寺だけです。
 8月16日にやられると思うのですが・・・
 確かここも一時期消えかけていたように思います。
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by je2luz | 2014-08-07 04:52 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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