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LUZの熊野古道案内

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2005年 10月 29日

熊野の旅 古道歩きと天候

 尾鷲は日本一多雨地帯として有名ですが、隣接の熊野も雨量の多いところです。目の前に太平洋、すぐ後は紀伊山地という複雑な地形なので雲が発生しやすいのと、台風のときの南からの湿った空気が背後の1000m級の山にぶつかって雨を降らせるのが原因です。
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 多雨地帯といっても屋久島のように毎日降るというような形ではありません。晴天の日数は他のところとあまり変りません。尾鷲と熊野の境の矢ノ川峠周辺は雲が掛かることが確かに多いですが多雨の意味は回数ではなく雨量のことです。
 この辺りの雨は一旦降り出すとかわいらしく無い降り方をします。
 車で走っているとワイパーを高速にしてもまったく役に立たない降り方をすることが結構多いです。
 近年では東京などでもそうした降り方をするようになって来ましたが、南方の熊野では常識です。
 時間雨量100mmとかの夕立が降ってもさほどの被害を受けないのは、こうした気象条件で地形が形作られているので。平らな河川敷などありませんし、そんなところに人は済んでいません。最大の河川『熊野川』でも河川敷と言うものは無いのです。河口に開けた小さな扇状地に出来た新宮市はずっと洪水に悩まされてきました。
 雨量がものすごく多いので、そういう日には散策も困難になります。天気予報に気をつけて、大きな低気圧や台風の近づくときは避けて下さい。造成造成で作っていった観光地の旅館とは違い山崩れで寝ているうちに流される心配は無いですが、行動が取れません。
 古道は山の中に作られていますから、斜面の水を集めて川の状態になります。その為路面が流失しないように石畳になっているのです。豪雨に遭われたら街中の散策にでも切り替えてください。

by je2luz | 2005-10-29 12:39 | 熊野 | Trackback | Comments(0)
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